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ブックマーク / chikawatanabe.com (12)

  • CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社をダメにする11の行動様式」

    第二次世界大戦時のCIAの秘密資料。題してSimple Sabotage Field Manual。要は、敵国内のスパイが、組織の生産性を落とすためにどのような「サボり」ができるか、という「サボり方ガイド」である。2008年に公開された。(なお、正確に言うと、CIAの前身組織、Office of Strategic Servicesの作成文書である。) 以下、一部を抜粋した意訳です。文は意訳の後に。 「注意深さ」を促す。スピーディーに物事を進めると先々問題が発生するので賢明な判断をすべき、と「道理をわきまえた人」の振りをする 可能な限り案件は委員会で検討。委員会はなるべく大きくすることとする。最低でも5人以上 何事も指揮命令系統を厳格に守る。意思決定を早めるための「抜け道」を決して許さない 会社内での組織的位置付けにこだわる。これからしようとすることが、当にその組織の権限内なのか、より

    CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社をダメにする11の行動様式」
  • シリコンバレーのエンジェル投資が優れているたった1つの理由

    タイトルは冗談です。一度こういうタイトルをつけてみたかっただけw。でも、以下はまじめに、シリコンバレーのエンジェルは多ベンチャーに投資しているが1件当たは割合小額、という話。 最近シリコンバレーではエンジェル投資で50万ドル、100万ドルと調達するベンチャーが多々ある。「きっとみんなお金持ちだから1人でそれだけ出す個人投資家がたくさんいるのだろう」と思うかもしれない。でも、そんなことはなくて、エンジェルの一社当たり投資額は2万〜5万ドル(2〜5百万円)程度、ちょっと多めで10万ドルくらいなのが一般的だったりする。 一方で、大規模なベンチャーキャピタル(VC)ファンドでも小額投資をするケースや、アーリーステージに特化した小規模なファンドも増えて来ており、そういうところは一件当たり10万ドル〜40万ドルくらい出資することが多い。 なので、ベンチャー側は、そうした人やファンドをかき集めてがんばっ

    シリコンバレーのエンジェル投資が優れているたった1つの理由
    tarchan
    tarchan 2014/05/15
    >エンジェルの一社当たり投資額は2万〜5万ドル(2〜5百万円)程度、ちょっと多めで10万ドルくらいなのが一般的
  • 設定も文法も無茶のあるスパムメールは実は合理的

    半年ほど前にLinkedIn上で、この人↓からメッセージが来た。 おおっ、ハンサム!しかも、先日触れたテレビドラマ、Mad Menの主役、Don Draper↓にそっくりである。というか生き写しである。 メッセージの内容は下記の通り: 2036 Riverside Ave, Mineapolis, Minnesota 55454 LONDON, UK. Phone No: +447452017709. My name is Dr. Frank Heinz. from Newcastle, LONDON. I served in United States of America Military Hospital in Iraq. I am an orthopedic surgeon, and I compelled to contact you concerning a business

    設定も文法も無茶のあるスパムメールは実は合理的
    tarchan
    tarchan 2014/01/27
    >実はこういう笑えるスパムには理由がある。それは「だまされやすい人だけを洗い出す」というもの。
  • 日本語のTwitterと英語のTwitterは別メディアであることについて

    別に、「国民性が・・・・」とか言うつもりはなく。単に1文字にこめられる情報量が違うので、同じ140文字でも、詰め込めるアイデアの量が全く違う。なので、メディアとして似て非なるよね、という話。 たとえば、 日が誇るベンチャー会計士、磯崎さんのTweet。それぞれ最後のカッコ内数字は文字数 (前にも書きましたが)、今でも大半の上場会社の役員はほぼ「従業員代表」だけで構成されているので、「経営危機」にはならないと思いますが。 逆に、ドイツの例など聞くと、組合側が「経営に取り込まれる」のを危惧する必要があるのかも。 (111) 企業でも、内部で決めた予算等はさておき、外部との契約は経営者が変わっただけでは原則変更できないかと思います。 @mohno 余談ですが、国境/領土とか、戦後補償とか、“国際的な政府の見解”は、政権が変わったからって「あれはナシってことで」というわけにはいかないでしょうね。

    日本語のTwitterと英語のTwitterは別メディアであることについて
    tarchan
    tarchan 2009/08/28
    言語による140文字で表せる内容
  • FlickrファウンダーCaterina Fake、Flickrの起源を語る

    IT特化のヒアリング練習ポッドッキャスティング、Listen-ITの新しい回をアップしました。今回はFlickrファウンダーのCaterina Fakeのスピーチから取っています。練習素材は20秒ほどですが、元のスピーチは40分。結構面白い話だったので要旨を書き出しました。web2.0型事業の参考になるんじゃないでしょうか。 ちなみに、Flickrは、もともとMMORPG(多人数同時参加型オンラインRPG)だったそうです。知ってました?私は知りませんでした。はい。ゲームの中でユーザー同士がチャットする際にそこに写真をドラッグして共有できるように作ったのがFlickrで、最初はサイトも無かったとのこと。元のゲーム事業で増資できず、「あと一つだけ何かできる」という資金だけしかなくなったとき、元のゲームを続けるか、ゲームをシャットダウンしてFlickr開発にかけるかを、6人の社員で投票して選び、

    FlickrファウンダーCaterina Fake、Flickrの起源を語る
  • アメリカでは年齢があまり関係ないことについて

    「X歳で大学院を出てアメリカ仕事があるでしょうか」 などとよく聞かれて、その度に「いや、年齢関係ないです」と返事しているんですが、何度も繰り返し聞かれるので、これだけのエントリーをば。 えと、そもそもですね、アメリカでは年齢による上下関係という概念が薄い。兄弟は上も下もbrother。姉妹は上も下もsister。先輩・後輩、にぴったりした表現がないので、日語/英語バイリンガルの人同士だと、英語で話してても、He's my senpaiとか言ったりする。(普通の英語の会話だったら、he's my co-worker)。そもそも気にしていないので、日常生活の中で相手の年齢を聞くことがあまりない。 その上さらに雇用における年齢差別禁止の法律もあるので、雇用時にはさらに注意深く年齢を聞かないことになっている。 だから、 「そもそも誰にもあなたの年齢などわからない」 のです。 ただし、50代、6

    アメリカでは年齢があまり関係ないことについて
  • 海外で勉強して働こう

    これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。 1)日はもう立ち直れないと思う。 だから、 2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。 これまでは、1)は言わずに、2)だけ言ってきた。で、「海外で働く」の中でも、私が知っている「シリコンバレーで働く」ことの楽しさ、働くための方法をなるべく具体的に紹介するようにしてきた訳なのであるが、前半も言うことにしました。その理由は、若い人に早く気づいて欲しいから。年を取ったら駄目、というわけではないが、扶養家族が増えて、引退までの年数の方が働いてきた年数より短くなってきたりすると、みるみると進路変更は大変になる。ところが、多くの人が「もはや国内に機会はない」と気づく頃には、そういう「進路変更大変状態」になってしまっていることが多い訳です。 というわけで、明言することにした次第。 (後日

    海外で勉強して働こう
  • 某アメリカ通信技術系大企業のR&Dのマネジメントをする寺澤さんインタビュー

    ・・・がパソナテックのサイトに掲載されました。 とりあえず半年やってみる(1/3) とりあえず半年やってみる(2/3) とりあえず半年やってみる(3/3) 「高校で親の転勤についてアメリカ行ったら、1年半でスタンフォードに受かって、それでそのままPhDコースにいったけど、マスター取ったところで就職活動したら一流企業の面白そうな仕事につけることになったのでそこに就職して、そうしたら30そこそこでdirectorになって、さらにsenior directorに昇進して・・・・」 ということで、全く広く世間には参考にらないですが、シリコンバレーにいる日人は、誰もがオーダーメードの特注版のキャリアなのですなぁ。 それはさてはおきつ、「アメリカの王道的技術企業でハードコアなR&Dのマネジメントをする」、というのがどういうことがわかるんじゃないかと思います。寺澤さんの最近の仕事は、イギリス、インド、

    某アメリカ通信技術系大企業のR&Dのマネジメントをする寺澤さんインタビュー
  • アメリカ人は謝るか謝らないか

    村上春樹の小説の登場人物のように話す、で「アメリカ人は謝らない」ということを枕詞的に書いたら、私の周りにいるのがたまたま謝らない人なんじゃないの?という類いのコメントをいくつか頂いたので、以下もう少し丁寧に書きますね。 1)アメリカでも、カスタマーサポートなどで、訓練を受けている人はこれでもかと言うほど謝ることもある。(そういうマニュアルになってるらしい。電話がホールドされている間に、1分に1回とかわざわざホールドを解除して人間が「お待たせして当にごめんなさい」みたいに言ってきて「いや、いいから、問題解決に勤しんでください」と思うことも。サポートの方はインドに住むインド人の可能性も高いが、マニュアルはアメリカ製ですよね、多分。) 2)そうでなくとも、日常生活の中でちょっとしたことを「失礼しました」と謝ることに関しては、日人より礼儀にかなっている。ほんの軽く触れただけでも丁寧に謝るのが普

    アメリカ人は謝るか謝らないか
  • シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山あるが、来なくてもわかることが沢山あるー1

    前回の「シリコンバレーで働く方法」は、「日人がシリコンバレーで働くのに一番確実な留学→就職という方法をとる人が少ないね」というエントリーだったのだが、「そもそもシリコンバレーにどうしていかなきゃならないんだ」という思いがけない角度からの突っ込みコメントが複数きた。私は「相対的」に「留学→就職」比率が少ないということを書いたのだが、「絶対数」に関してのコメントが来た訳です。それも含めてなんだか沢山コメントいただいたので「続きエントリー」です。 最初に言っておくと、「どうしてシリコンバレーに行かないといけないんだ」という問いに対する答えは「いや、全然来る必要ないし」。面白いと思う人、来たいと思う人だけくればよいのではないかと。でも、何が面白いかは伝えたいと言うのがこのブログの基の主旨だったりします。 というわけで続きエントリーその1の今日は「シリコンバレーに来ないと享受できないメリット」。

    シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山あるが、来なくてもわかることが沢山あるー1
  • シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山あるが、来なくてもわかることが沢山あるー2

    さて、昨日は「シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山ある」ことについて書いたのだが、今日は後編で、「来なくてもわかることが沢山ある」。 インターネットも発達、腐って発酵して香しくなるほど情報がオンラインにあり、しかもTwitterやらチャットやらビデオコンファレンスやら、リアルタイムの情報まで入手できて、さらにはSNSで世界の人々と人間関係まで構築できるという今日この頃。当に近所にいることに意味があるのか?結論から言うと、「最後はやっぱり会って話せる環境がモノを言うが、しかしかなりのところまではオンラインでイケる」。 「シリコンバレー発世界に羽ばたくインターネット事業を立ち上げたい。ついては、シリコンバレーに住めばシリコンバレーがわかるはずだから、まずは移り住んでからどういう事業を起業するか考える」 「シリコンバレーの会社で働きたいが、まずはシリコンバレーに住めばシリコンバレ

    シリコンバレーは来ないと享受できないメリットが沢山あるが、来なくてもわかることが沢山あるー2
  • ○×△の起源情報・とりあえずの結果発表

    海外で通じない○×△という記号の起源を問うエントリーにはいろいろな御意見をいただきました。ありがとうございます。そして、コメント欄とはてなブックマークと合体させた結果、○×△の由来は: 明快にはわからない です。ははは。一応もしかしたら、、という意見としてはこちらのページに >昔あるテレビ番組で○×の使用は、福沢諭吉が慶応義塾で使い出したのが始まりであると言っていたように思います。 ありえる。でも、同じくらい「最初は栃木県のとある小学校の先生が使い始めた」っていうのもあり得る気がしますが。 ちなみに、日以外で ○ × が通じるのは韓国だけの模様。以下>はコメント等からの抜粋です。 >韓国人留学生と話をしていて、韓国でも良いを○、悪いを×で表現すると聞いて、韓国でも同じなんだ!とびっくりしました。 他の国は、コメントを総合して、ヨーロッパ、中国もダメ、と。 ×は「だめ」という意味で通じるの

    ○×△の起源情報・とりあえずの結果発表
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