これまで何度かにわたってJava7で追加になったIO関連の機能についてメモ的に残してきましたが、前回紹介したプログラムにディレクトリとファイルの削除を行う処理があったと思います。 Filesクラスのdeleteメソッドを実行すると引数で渡したPathオブジェクトが示すディレクトリやファイルを削除してくれるのですが、Pathがディレクトリの場合、サブディレクトリやファイルが存在すると削除することができません。 それらも含めて、ディレクトリを削除するにはどうするかというと、まずはSimpleFileVisitorというクラスを継承して削除処理を行うようなクラスを作成します。 次にFilesクラスのwalkFileTreeメソッドの引数に削除したいディレクトリのPathオブジェクトと、SimpleFileVisitorを継承して作成した削除用のVisitorクラスを渡して実行します。 impor