残る桜も 散る桜 膵臓がんサバイバーとなった私の10年間の記録。やってきたこと、考え方。どうすればサバイバーになれるのか。しかし、いずれ人は死ぬ。良寛さんの辞世の句「散る桜 残る桜も 散る桜」よろしく、桜もいつかは散ります。 「今ここに」を生き、できうれば「百まで生きて、がんで死」ねれば本望です。 私の混合診療に反対の理由は、第一には昔の歯医者でのいやな思い出だろうか。しばらく歯医者には行っていないから分からないが、今でもそうかもしれない。歯科医に初診でいくと初診カードを渡された。そこには「保険診療のみ、自由診療でもよい」のどちらかに○を付けるようになっていた。金に糸目を付けない治療なのか、健康保険の範囲内で治療をするのかを患者が選択するのである。(歯科医がワーキングプアになる当節だから今はこんなことは少ないのか?) 混合診療が解禁されたら医療全体がこのようになる。財布の中身と今月の生活費