4月14日、福島第1原発事故で放水作業を行う生コン圧送機を製造する独プツマイスター社の技術部門責任者が、福島原発の廃炉処理はチェルノブイリより困難との見方を示した。写真は4号機で放水作業をする圧送機。12日撮影。東京電力提供写真(2011年 ロイター) [アイヒタール(ドイツ) 14日 ロイター] 福島第1原発事故で放水作業などを行う生コン圧送機を製造する独プツマイスター社の技術部門責任者、ジェラルド・カーチ氏がロイターとのインタビューに応じ、福島第1原発を廃炉にするためにコンクリートで覆う作業は、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と比較してはるかに難しいと語った。 プツマイスター社は1986年のチェルノブイリ事故でも圧送機を送り、事故処理に当たった。カーチ氏は、チェルノブイリと福島の原発事故は容易に比較できないとした上で、「チェルノブイリでは原子炉1機をコンクリートで覆うのに、11台の圧送機