東京九州フェリーは7月1日より、横須賀港(神奈川県)と新門司港(福岡県)を結ぶ新たな航路を新型船舶を活用して就航すると発表した。 船室写真、旅客運賃などを記載したリーフレット 就航船舶は、横須賀市の花から名付けられた「はまゆう」と北九州市の花ひまわりから名付けられた「それいゆ」の2隻。航海速力28.3ノット(時速約52.4キロ)の高速性能を活かし、横須賀~新門司間を約21時間で運航する。 旅客定員は268人。全長222.5メートル、総トン数約15,400トン。車両積載台数は、トラック約154台、乗用車約30台。 運賃は、基本運賃(ツーリストA旅客運賃)を12,000円とし、他の等級(ツーリストS・ステート・デラックス級)は基本運賃に室料を加算する制度(ルームチャージ制)を導入する。 二輪自動車で乗船する場合は、基本運賃(12,000円)+バイク1台(750cc未満=12,000円)で合計2
京急汐入駅前のショッパーズプラザ横須賀(横須賀市本町2)が3月末に閉館し、外資系企業により全館改装工事が行われ、新業態の複合施設としてリニューアルすることがわかった。 同施設はイオンリテールが運営しているが、香港を拠点とする不動産投資会社 アジア・パシフィック・ランド(APL)に運営が移行。2020年5月開業を目指し、従来よりターゲット層を広げて、県外からの集客やインバウンド需要を見込んだ商業施設に生まれ変わる。 店舗関係者らによれば、観光客向け地産地消スペースを新設し、温浴施設やシネマコンプレックスなどエンターテイメント系を中心にテナント構成が検討されているという。 APLは1994年に香港で設立され、アジア市場で不動産投資・開発・アセットマネジメントを事業とする不動産金融の大手。日本で管理する不動産資産は63件、33億米ドル。ティファニー銀座ビル、綾瀬駅商業ビルなどを手掛けている。 横
江戸期に徳川家康の外交顧問として活躍した英国人・三浦按針(みうらあんじん)を題材にした「NHK大河ドラマを誘致しよう」と4月8日、京急横須賀中央駅前に横須賀市などゆかりの4市市長らが集まり、市民に署名への協力を呼び掛けた。 桜の名所としても知られる「安針塚」 同駅前には、同市・静岡県伊東市・長崎県平戸市・大分県臼杵市で構成する「ANJINプロジェクト連絡協議会」関係者ほか、按針の生誕地・英国メッドウェイ市の元市長スーザン・ヘイドックさんも応援に駆け付けた。当日午前には、塚山公園(同市西逸見町3)で按針をしのぶ「三浦按針祭観桜会」も行われた。 東京オリンピックが開催される2020年には、「按針没後400年」の節目を迎える。上地克明・横須賀市長は「大河ドラマを実現して街を元気にしよう」などと話した。 同協議会は平成25年4月に設立され、按針の功績やゆかりの地の魅力を発信する「ANJINサミット
京浜急行電鉄は8月21日、横須賀リサーチパーク(YRP・横須賀市光の丘)に所有する商業施設用地(3万2,618平方メートル)を食品スーパーを運営するビックライズホールディングス(横浜市中区)に売却したと発表した。 大型複合商業施設のオープン時期などの詳細は未定。ビッグライズは、東京・神奈川エリアで「食品館あおば」など29 店舗展開。横浜を中心に羽田や座間などに事業拡大を続けており、「より良い品をより安く」をモットーに地域一番店を目指している。 YRPは、情報通信技術の研究開発拠点として1997年に開設。NTTドコモ、日本電気ほか、自動車部品メーカーや外資系工業用ガスメーカーなど、さまざまな分野の研究開発機関59社が進出している。 同電鉄は「基盤整備事業者の役割から、今後も交通アクセス、宿泊、利便施設などの就業者支援において充実を図り、YRPの継続と発展に尽力してまいります」とコメントしてい
大正期に創業し、「X JAPAN」のhideさんらが愛した横須賀中央駅前の老舗レコード店「ヤジマレコード本店」(横須賀市若松町1)が7月31日、大勢のファンに見送られながら閉店し、100年余の歴史に幕を降ろした。 ファンが寄贈したhideさんグッズが溢れていたヤジマレコード本店 当日夜には、地元音楽ファンやhideファンら100人以上が店頭に集まり、閉店を名残り惜しんだ。店の階段には、ファンが寄贈したhideさんの色紙・写真・グッズなどが数多く並んでおり、デジタルカメラを手に記念撮影する姿も目立った。 同店は、大正時代初期に三笠通りで営業を始めた「矢島蓄音機」が前身。旧海軍や地元料亭など花柳界関係者に、当時高価だった蓄音機やレコードを販売した。近年はスマートフォンが流行し、音楽ダウンロードが主流になったことなどから、「CD販売が苦戦するようになった」(同店)という。 1998年に33歳の若
西友は7月25日、リニューアルオープンする「LIVINよこすか店」(横須賀市平成町3)の食品売場に、親会社ウォルマート・ストアーズのグローバル調達網を活用した「直輸入商品コーナー」を全店で初めて設置する。 同コーナーは1階食品売場に専用スペースを設け、スナック菓子・調味料・ワイン・ビールなど低価格の加工食品を中心とした直輸入品約80アイテムを陳列。通路に商品を大量に積み上げて迫力ある売場を作り、大判POPやステッカーなども掲示してアピールする。 「輸入商品らしいシンプルで高級感あるパッケージを集積することで、外国のスーパーマーケットで買物をしているような楽しさも演出する」(同社)としている。 同社はこれまでも直輸入品の取り扱いアイテムを順次増やしており、来店客からも好評。今年2月には、ウォルマート傘下の英国スーパーマーケット「アズダ」で扱う英国産ビールを直輸入し、売上計画を50%上回るヒッ
80周年を迎えた京急ストア(東京都港区)は4月1日より、ユニオネックスとの合併に伴い、店舗ブランドを「京急ストア」「もとまちユニオン」の2ブランドに集約する。現在、ユニオネックスが運営する「ヨコサン」「スパーク」各店舗は、同日より「京急ストア」へ店名変更する。 4月から店名変更されるヨコサンスーパー(三浦海岸駅前店) 店舗ブランドを2種類に集約することで、「顧客認知度向上とドミナントの形成により、合併効果の最大化を図る」(同社)としている。京急グループの事業エリアである東京地区、川崎・横浜地区、横須賀・三浦地区、湘南地区において京急ブランドを生かしたマーケット戦略を展開するという。 京急ストアを存続会社とし、ユニオネックスを消滅会社とする合併により両社を統合し、規模拡大により京急沿線における優位性を確保する。これにより、「京急ストア」35店、「もとまちユニオン」9店、専門店8店の店舗構成と
雑誌「ぴあ」の表紙を36年間描き続けた横須賀育ちのイラストレーター・及川正通さんの個展「ヨコスカ-TOKYO-ぴあ 及川正通イラストレーションの世界」が9月29日より、横須賀美術館(横須賀市鴨居4)で開催される。 及川さんが描いた「ぴあ」最終号(2011年)の表紙イラスト 同展では、「ぴあ」草創期の表紙を飾った「フレンチコネクション」「ET.」など映画・タレントキャラクターの表紙イラスト約200点をそろえるほか、及川さんが横須賀「さいか屋」勤務時代にデザインした包装紙や催事・演劇ポスター、劇画、防衛大学校ポスターなど初期作品も特別公開。ライフワークとして取り組んでいる大型イラスト「街」シリーズの第1作「ヨコスカ」を初披露する。 及川さんは1939年、中国・大連生まれ。1955年、中学卒業後に横須賀「さいか屋」デザイン課に就職。1964年より主婦と生活社、1968年に横尾忠則と「ジ・エンドス
横須賀美術館(横須賀市鴨居4)で開催中の人気ロックバンド「ラルクアンシエル 20周年特別展」が好評で、チケット販売枚数が1カ月間で2万枚を突破し、開館以来の月間販売記録を更新した。 メンバーの楽器や衣装、アートワークなども展示 同特別展には、全国各地から20代前後の若い女性ファンらが訪れ、平日も混雑するほどの人気ぶり。2回以上来訪するリピーターも多い。これまでの月間最高記録(有料観覧者数)は、2007年5月の開館記念展「現代作家9人のリアリティー」で19,078人だった。 展示フロアには、ラルクアンシエル20年の活動をアートワークで振り返る「L’Art」、「ワールドツアー2012」スペシャル映像、メンバーの視点でライブステージ体感など未公開映像も交え、使用楽器・衣装ケース・愛用品などを展示。等身大パネルの前で、記念撮影するファンの行列も。 名古屋から2回目の来訪という22歳女性は「衣装や日
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く