台風24号が接近する9月30日夕刻、首都圏のJR線が全線で運休すると発表がありました。 台風の暴風雨で安全に列車の運行ができなくなる可能性が高いので、今夜は全部の区間で列車を止めるというたいへん大きな決断です。 ネットで瞬く間にこのニュースが拡散しましたが、百貨店やスーパーマーケットも早めに店じまいをし、人々は早めに家路を急ぐ様子がニュースで繰り返し放映されていました。 筆者はこの光景を見て日本もついにこういう判断ができるようになったのかと感慨を深めました。というのも海外では今から15年以上前から「BCP」という考え方が一般化していましたので、今回のように台風などの自然災害や、あるいはテロなどが発生した状況下でどのようにしたら商品供給を継続すること(交通機関が運行を継続すること)ができるかということを、事前にきちんとマニュアル化して対応することが常識となっていますので、そのBCPを連想した