著:ステイン・ミッツァー と ヨースト・オリーマンズ(編訳:Tarao Goo) それは2004年11月6日、土曜日の出来事でした。その日、コートジボワール空軍(FACI)の「Su-25UB」2機が、ブアケのフランス・平和維持軍の拠点に猛爆撃したのです。突然の一方的な攻撃が開始された結果、フランス兵9人が死亡しただけではなく31人の負傷に至らせました。 この深刻な挑発行為は最終的にFACIの壊滅につながり、この先何年にもわたってコートジボワールに非常に大きな影響を与えることになったことをFACI自身が想定していたのかは定かではありません。間違いないのは、攻撃から僅か数時間後、設立されたばかりの航空兵力に残されていたものは煙を上げているガラクタの山だけだったということです。 この悲劇につながる出来事は、反政府勢力の下部組織であるコートジボワール愛国運動(MPCI)が同国北部の大部分を支配し、
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