解体が予定される中銀カプセルタワービルのカプセルを取り外し再生し、美術館への寄贈や、宿泊施設などで「泊まれるカプセル」として再活用するプロジェクトが始動しました。 中銀カプセルタワービルの建物をそのままの姿で保存するのではなく、「メタボリズムのコンセプトを引き継ぎ、次に繋げる」という、設計思想の継承としての計画です。 改修は株式会社黒川紀章建築都市設計事務所の協力により、理想的な姿へと再生します。 再生カプセルの展開その1 《美術館等への寄贈》 再生したカプセルの一部は希望される美術館や博物館に寄贈します。竣工当時のモデルルームカプセルが、現在黒川紀章氏が設計した埼玉県立近代美術館に展示されています。 埼玉県立近代美術館に展示されるカプセル(『中銀カプセルタワービル 銀座の白い箱舟 (NAKAGIN CAPSULE TOWER BUILDING)』より) 取り外されたカプセルが再生され、国