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  • 追報:ネットで目に付く「歴史修正主義」書籍の広告について~三橋貴明を断捨離しよう | 筆不精者の雑彙

    近年の当ブログで、コンスタントにアクセスいただいている記事が、ネットでよく見かける怪しい広告について検討した、「ネットで目に付く「歴史修正主義」書籍の広告について」です。 この記事はもう3年近く前のものですが、あれから3年経っても事態はあまり変わっていません。ひところほどではないですが、ダイレクト出版の広告はやはり目に入ります。 前記事のコメント欄やツイッターでの反応で、ユーザーに合わせて広告は出される仕組みなのだから、単に観察した私が歴史系のページをよく見ていたから目についたのでは、という指摘がいくつもありましたが、多少の偏りこそはあれ、あれだけ広い範囲に長期間広告を掲載し続けているのですから、相当の広告費が投入され続けている≒歴史修正主義で「カモ」を釣る手法が利益を上げている、ということはいえるのではないかと思います。まことにうんざりする話ですが。 皆さんも youtube で、自動作

    追報:ネットで目に付く「歴史修正主義」書籍の広告について~三橋貴明を断捨離しよう | 筆不精者の雑彙
    taron
    taron 2021/04/17
    で、仕上げに広告欄に「青天を衝けを見てはいけない理由」の広告が入ってたw
  • ネットで目に付く「歴史修正主義」書籍の広告について : 筆不精者の雑彙

    四月になって新学期も始まりまして、小生も今年度から新たに始めた授業がいくつもあって、その準備に追われております。で、教養的な授業の場合は、やはり史学概論的なことを最初に多少はやっておこうかなと思うのですが、そうなると今日やはり触れておかざるを得ないのは、ネット上で蔓延する歴史修正主義についてです。 ここでいう歴史修正主義とは、欧州におけるホロコースト否定論者を代表とする、歴史――もっぱら近代の虐殺などの不祥事を「でっちあげ」と主張してなかったことにしたがる言説や活動のことです。昨年『否定と肯定』という映画が公開されて、一般にも多少は話題になった……というほどでもないでしょうか。 歴史学は史料を調査し、史料を読み解いた研究を積み重ねて体系づけられています。しかし歴史修正主義者は、史料を得て勝手に操作し、信憑性の低い史料を過大評価したり、史料の文意を捻じ曲げたり、都合の悪い史料を無視したり、先

    ネットで目に付く「歴史修正主義」書籍の広告について : 筆不精者の雑彙
    taron
    taron 2021/04/02
    ほんとようつべも多いんだよね…/直販で「カモ」を誘い込むやり口か。名簿をよそに売ってそう。
  • 歴史修正主義と植民地の鉄道建設 | 筆不精者の雑彙

    たとえコロナのことを抜きにしても昨今は碌でもない時代には相違なく、とりわけ私個人の感じていることでいえば、歴史修正主義の圧力がそこらじゅうで吹き上がっていることがあります。日常生活には関係ないじゃん、と思われる向きもあるかもしれませんが、偽物が大手を振ってまかり通り、政治と癒着して「正統」の地位を簒奪せんとしているような世の中で、果たして自由で自己実現可能な生き方ができるでしょうか。自己に都合のいい妄想に浸りきり、自分が立っている足元をちゃんと見つめることができない者が、どうして未来へつながるような社会を築くことに貢献できるでしょうか。 しかるに邦では、首相からしてこの妄念に浸りきっており、それに倣ってあちこちで同類が蠢動しているのが現状です。過去を直視できない国に未来はありませんし、実は現在すらなく、ただ妄想で現実を糊塗しているだけなのです。 少し前ですが、ヴァーツラフ・ハヴェル『力な

    歴史修正主義と植民地の鉄道建設 | 筆不精者の雑彙
  • 自粛はいつから要請されるようになったのか | 筆不精者の雑彙

    新型コロナウイルスで世の中騒がしく、小中高校の休校だの各種イベントの中止だの、いろいろと影響が広がっています。果たして小中高の全国的な休校までする必要があるのか、かなり疑問ではありますが、そういった「対策」の一環として、例えば大規模イベントのほか、ビュッフェ形式の事であるとか、スポーツジムの影響であるとか、さまざまなものが「自粛要請」されています。

    自粛はいつから要請されるようになったのか | 筆不精者の雑彙
  • 青木栄一『鉄道忌避伝説の謎』を読んで思ったことなど | 筆不精者の雑彙

    このところ鉄道の話題がやや手薄になっていることもあり、また時節柄思うところもあって、今日は表題のようなことについて一筆物そうと思います。 青木栄一 『鉄道忌避伝説の謎 汽車が来た町、来なかった町』 吉川弘文館歴史文化ライブラリー アマゾンの画像には帯がないので、特に小生所蔵の帯つきのものをデジカメで撮って取り込みました。 書の内容はまさに帯に書いてあるとおり、明治時代に宿場の人々が汽車が来ることに反対したので鉄道が町に来ず衰退してしまった・・・といったパターンが典型的な、「鉄道忌避伝説」を一次史料に遡って検証したものです。こういった伝説は、色々な読み物に広く今でも掲載され、知られています。 しかし書に拠れば、当時各地の人々が鉄道建設に反対したという史料は全く見つからず、逆に誘致運動の史料ばかりが発見され、地図を見てその町を避けたという鉄道の経路を検討すれば、勾配を避けるとか橋の数を減

    青木栄一『鉄道忌避伝説の謎』を読んで思ったことなど | 筆不精者の雑彙
    taron
    taron 2019/03/07
    「郷土史」の問題点。
  • 橘川武郎『東京電力 失敗の本質 「解体と再生」のシナリオ』『原子力発電をどうするか』略感 | 筆不精者の雑彙

    の2冊です。 このうち、『東京電力 失敗の質』の方は年11月の発行で、『原子力発電をどうするか』は8月に出版されています。またタイトルの通り、後者が原発の今後の政策のあるべき姿についてに話題を絞っているのに対し、前者はより広く、日電力業発展の歴史を踏まえつつ、今後の電気産業全体の方向性について論じています。ですので、後者の内容はおおむね前者に含まれているともいえますから、稿は基的に前者について書きますが、後者の内容にも触れることになると考えます。 橘川武郎氏とその著作については、当ブログでも電気事業史について書いた際に過去に何度かご紹介してきたかと思いますが、電気のみならず石油なども含めたエネルギー産業とその歴史についての第一人者といえる研究者です。小生も電力業史を研究する際、先行研究として大変お世話になっております・・・というか、日電力業史の論文を書こうと思ったら、「如何に橘

    橘川武郎『東京電力 失敗の本質 「解体と再生」のシナリオ』『原子力発電をどうするか』略感 | 筆不精者の雑彙
  • 碓氷峠の神話~阿羅本景/バーニア600『碓氷と彼女とロクサンの。』(ファミ通文庫)雑感 | 筆不精者の雑彙

    ずいぶんブログ更新の間が空いてしまいましたが、ぼちぼちツイッターだけでなくブログの方も書いていこうと思います。別段書くことがないわけではなく、むしろ書きたいことがたくさんあるのに体がついてこないような感じでした。 さて、更新再開第一弾は、このブログのメインコンテンツ?である鉄道関係のトピックで、書く方にも読む方にも柔らかそうなお題で行きたいと思います。 というわけでいきなりですがクイズです。 今からちょうど20年前、1997年の秋に廃止された日の鉄道で、最急勾配66.7‰を持つ区間といえば? そしてその区間で活躍し、廃止とともに引退した車輌といえば? そんなの鉄道好きなら誰でも分かるよ、そもそもこの記事のタイトルでネタバレじゃないか―と皆様思われたでしょうが、こんな枕でお送りするのはこのの感想文です。 阿羅景/バーニア600 今からおよそ2年前に出版されたライトノベルです。タイトルと

    碓氷峠の神話~阿羅本景/バーニア600『碓氷と彼女とロクサンの。』(ファミ通文庫)雑感 | 筆不精者の雑彙
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