親の育児休業の取得を理由に、保育園に通っている上の子どもを退園させる制度を導入した埼玉県所沢市が保護者を対象に説明会を開き、「復職の際には再び入園できることを約束する」と制度に理解を求めました。 5日の説明会にはおよそ20人の保護者が参加し、はじめに所沢市保育幼稚園課の町田真治課長が「制度を始める前に正確な情報を市民に伝えられなかったのが大きな問題だったと考えている」と述べ謝罪しました。 そして市の担当者が「育児休業を取ると特別な理由がないかぎり、保育園を退園になるが、復職する際には再び入園できることを約束する」と述べ、制度に理解を求めました。 市では希望する保育園に空きがない場合でも補助金を出すなどして保育者を増やし、受け入れ枠を広げることで再入園できるようにするとしています。その後の質疑応答では保護者から「保育園に希望者が殺到した場合はどうなるのか」という質問があり、担当者は「再入園を