2011年10月31日21:00 『モテキ』はなぜ不愉快なのか カテゴリ特別寄稿republic1963 Tweet 先日、見た映画版『モテキ』。 私は未だかつて映画を見てここまで不愉快な気分になったことはなかった。 『モテキ』映画版のストーリーは、原作・TV版から1年経った主人公・藤本幸世(フジ)に新しいモテ期がやってきて・・・というストーリーなのだが、映画版を見た私が一番不愉快になったポイントは ナタリーって随分簡単に入れるんだな・・・っていうか俺も入りたい というものである。ワナビー乙、というツッコミもあるだろうがちょっとまってほしい。 私のこのイライラを説明するには『モテキ』のストーリー構造について説明する必要がある。 そもそも、『モテキ』にはストーリー自体に致命的な弱点がある。 それは「登場人物の中で一番イラつくのが主人公(フジ)である」というものである。 『モテキ』原作・TV版