マスコミは、日本サッカーの未来を真剣に考えていない ――日本サッカーについては、「サッカー協会だけでなくマスコミにも責任がある」ということですが、それは、どういうことでしょうか? ブラジル・ワールドカップで惨敗したあと、協会はすぐにアギーレ前監督の就任を発表しました。八百長問題でアギーレ前監督との契約を解除したときも、前回話したように、「3月の試合には間に合わせたい」という発言がありました。 これは2006年のドイツ・ワールドカップで期待を大きく裏切ったあと、川淵さん(当時会長)が「オシムって言っちゃったね」と口を滑らせた“フリ”をして、マスコミと世間の目を後任人事に向けることで責任をうやむやにしたのと同じです。 でも、日本のマスコミがそれに騙されたわけでも、欺かれたわけでもないと思います。ザッケローニ体制の4年間と同じように、またお金儲けがしたいから、この茶番に乗っかっただけです。 敗因
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