Posted by:情報センター・スタッフ 現在、イスラエルの公用語は、「ヘブライ語とアラビア語」となっています。タテマエとしてはアラビア語も公用語なのです。 このことは、アラブ・パレスチナ人が先住民であること、建国後のイスラエルの歴史のどの時点をとっても総人口の2割前後がアラブ・パレスチナ人であったことに照らして、当然のことです。 もちろん現実的には、イスラエル内における日常生活のあらゆる面において、ヘブライ語が圧倒的に優越し、アラビア語では生活できないようになっています。しかし法権利上は、アラビア語は、ヘブライ語と等しい公用語なのです。 ところが、最近になって、イスラエルの国会(クネセト)の議員4人の署名によって、第一公用語をヘブライ語のみに限定し、アラビア語は英語・ロシア語とともに便宜的な第二公用語に位置づけよう、という法案が提出されました。 法案提出者である、リクードとシャスの議員