バレーボール女子日本代表は25日、ネーションズリーグ予選ラウンド第1週(5月31日~6月5日)のため、米国に出発する。2024年パリ五輪出場権獲得を懸けた戦いが始まる。昨夏の東京五輪で1次リーグ敗退に終わり、真鍋政義監督(58)が再建を担う日本代表に、頼もしいエースが6年ぶりに戻ってきた。大阪・金蘭会高時代に代表デビューした宮部藍梨(あいり、23)が米国留学を終えて合流。このほど本紙のインタビューに応じ、米国での経験やパリ五輪への思いなどを語った。(取材構成・只木信昭) 高校時代以来、6年ぶりに日本代表に登録された宮部藍。米国留学という道を自ら切り開き、つかんだ成長と自信で代表に貢献する考えを話した。 「まったく選ばれると思ってなくて、驚いています。パリ五輪を目指すチャンスがある立場にいるのだから、責任をもって全力でチームに還元し、(五輪)切符を勝ち取れるようにしたい」 高1だった2014