「外資系金融の終わり」の著者である藤沢氏の考え方は、ブログ「金融日記」で概ね理解しているつもりであり、書籍を買うつもりは無かったのですが、KINDLE化されたため、つい購入してしまいました。 まあ普段ブログを無料で読んでいるので、その代金のつもりです。 ブログはこうして収益化する訳です。 内容については賛否あるようですが、筆者の分析と文章力には定評があり、今回も今後の金融のあり方について、一定のアイデアが提示されています。 本書のポイントを簡単に言えば、「too big too fail」が更に進行することへの懸念です。 リーマンを潰した米当局も、大量のCDSの引き受けで巨大ヘッジファンドと化したAIGは破綻させられませんでした。 結果として、「当たればボーナス、失敗すれば税金投入」というモラルハザード体制は維持され、FRB自らもリスク資産を抱えてバランスシートが巨大化しました。 ゴールド
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