コロナ禍で需要が急増したデリバリー・テイクアウトに異変が起こっています。飲食店が通常営業できるようになったことから、デリバリー・テイクアウトから手を引くケースが続出しているのです。 今年5月、Chompyはフードデリバリー事業から撤退しました。2022年はドイツのフードパンダ、中国のDiDiFood、アメリカのDoorDashが次々と日本から撤退しました。 デリバリーサービスはUber Eats、出前館、menu、Woltに絞られました。 しかし、市場が伸びきらずに苦戦する未来も見えてきます。 王将のテイクアウト・デリバリー比率は4割から3割に低下 デリバリー・テイクアウトで成功した会社の一つに、王将フードサービスがあります。2022年3月期のデリバリー・テイクアウト部門の売上高は302億1,600万円でした。前年と比較して22.8%も増加しています。 この部門の売上高は、全体の4割を占め