中国メディアの澎湃は1日付で、12月31日に放送されたNHKの「紅白歌合戦」を論評する記事を発表した。韓流が勢いづく一方で、演歌は後退しているなどと紹介し、歌手の世代交代が進んでいるが、出場を重ねているベテラン歌手もいるなどとも論じた。以下は、その主要部分だ。 紅白歌合戦は今回が73回目だった。このところ視聴率が低下しているのは事実で、主催者のNHKが打ち出した対策の一つが「スター効果」の利用だ。例えば、milet(ミレイ)さんの「Fly High」だ。この歌の歌唱と、フィギュアスケートの羽生結弦選手の競技会での演技の映像を重ねたことは、まさに人々を驚かせる“神演出”だった。 また、出場歌手の入れ替えを進めているのも、視聴率対策の一環だ。紅白の出場を続けることは容易でない。毎回ほぼ10組前後の歌手が初出場だ。Amir(エメ)さんは、大ヒットしたテレビアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」のオープニング