VOCALOID3が正式発表されたとき同時にアナウンスされていた韓国製VOCALOID音源「SeeU」が、昨年暮れに発売された。韓国語(朝鮮語)と日本語の2つの言語で歌うことが可能なVOCALOIDだ。最近のK-POP隆盛から、「ボカロでも日本市場を狙っている」とうがった見方をする向きもあるが、実際のところどうなのか、SeeUの企画担当者に聞いてみた。 12歳の息子が聞いていた「メルト」 インタビューに応じてくれたのは、韓国の3大放送局の1つ、SBSのグループ企業であるSBS Artechのアートディレクターで、韓国語VOCALOIDの責任者となっているキム・ジェジュンさん。そして、SBS ArtechといっしょにVOCALOIDの音楽面でのサポートをしているBig Hit Entertainment(BHE)で戦略企画理事のユン・ソッグジュンさん。SBS Artechで日本向けのマーケテ
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