巨人と東京ドームは2日、電力需要の高まる7〜9月の同球場での主催試合をにらんだ節電計画を発表した。照明や空調などの節電に加え、5台の自家発電機の導入により、政府が目標に掲げている最大使用電力の15%を上回る削減を達成できる見込み。シーズンを通した使用電力量(キロワット時)も、1試合平均で約40.5%減らせるとしている。 グラウンドや通路、ドーム外側の照明を支障のない程度まで落とし、冷房を通常よりも高い28度に設定。大型ビジョンの使用回数を減らすことなどにより、政府目標の15%削減をクリアできる。発電機を併用すると前年比37〜50%抑制できると見積もっている。