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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/Syouka (5)

  • ソーシャル化で日本のハイコンテクスト社会は変わるのか (1)ハイコンテクストな日本文化 - 月明飛錫

    雑記 | 02:46 | 日人のコミュニケーションは、暗黙知の共有を前提にしたハイコンテクスト型だといわれる。最近、ソーシャル化が進むと、このコミュニケーションのあり方は変わっていくのだろうか、ということについてを考えている。まず今日は、日文化がハイコンテクストであることについて書きたい。 文化人類学者のエドワード・T・ホールは、『文化を超えて』の中で、「文化のコンテクスト度」という概念を提示した。コミュニケーションは、明示的に示される情報(言葉)とコンテクスト(非言語要素)の2つの要素で成り立ち、その割合は文化・社会によって異なるというのがホールの指摘だ。 文化を超えて (研究社小英文叢書 (255))作者: Edward T.Hall,安西徹雄出版社/メーカー: 研究社出版発売日: 2003/04メディア: ?クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る ロー・コンテクス

  • ザッカーバーグがパジャマを着ていたわけ - 月明飛錫

    雑記 | 01:40 | 今日は、映画『ソーシャル・ネットワーク』についての小ネタ。映画『ソーシャル・ネットワーク』を見た人の中で、マーク・ザッカーバーグ氏が派手なパジャマの上に羽織ったガウンの裾をひらひらさせながら、喜び勇んで瀟洒なオフィスビルの階段を駆け上がっていったシーンに、「なんだ、これは?」と怪訝に思った人がいるかもしれない。その前には、ショーン・パーカー氏が腕時計を見て、うろ覚えだけれど、「よし、ガツンといってやれ」みたいなセリフがあった。 あのシーンは、フェイスブックとベンチャーキャピタルの雄セコイア・キャピタル(Sequoia Capital)のエピソードがもとになっているのだけれど、十分には説明されていなかったような気がする(ひょっとして、パンフレットには解説されているのかも。見ていないのでわからないが)。 まず、セコイア・キャピタルは、主にハイテクベンチャーに投資するベ

  • ザッカーバーグ氏を救ったソーシャル・ノート - 月明飛錫

    雑記 | 03:01 | ハーバード大学の試験で、指定図書を読まず授業にも出席しなかった学生が、困った挙句、ネット上に授業に関する議論スペースを設置。24時間もしないうちに級友たちは協同でノートを作成し、クラスの誰もがテストを優秀な成績で通過できた。その学生の名は、マーク・ザッカーバーグ、フェイスブックの創業者だ。 1.デジタルネイティブが世界を変える今日読んでいた『デジタルネイティブが世界を変える』(ドン・タプスコット著、翔泳社)に、面白いエピソードが紹介されていた。 デジタルネイティブが世界を変える作者: ドン・タプスコット,栗原潔出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2009/05/14メディア: ハードカバー購入: 5人 クリック: 62回この商品を含むブログ (34件) を見る 2004年1月、ハーバード大学の「アウグストゥス時代のローマ」という歴史の授業に一度も出席せず、指定され

  • ボーカロイド(1) ボーカロイドは宇宙の歌を歌うのか - 月明飛錫

    雑記 | 03:46 | 私がここ数年で知ったもののなかで、最も革新的だと思ったのが、ボーカロイド(VOCALOID)。念のため説明しておくと、ボーカロイドとは、メロディーと歌詞を入力すると、サンプリングされた人の声を元にした歌声を合成することができる、ヤマハが開発した技術及びソフトのこと。有名なのは、クリプトン・フューチャー・メディアの発売する、声優・藤田 咲さんの声をもとに作られたソフトウエア『初音ミク』。初音ミクはバーチャル・シンガーとして、声だけではなく、外見と年齢、身長、体重など簡単なキャラクターが設定されており、ユーザーが初音ミクを用いて作った動画が動画投稿サイトに次々と投稿され、人気をよんだ。最近では初音ミクを使った曲がヒットチャートに入ることも多く、昨年発売された「Vocalogenesis」はオリコン週間1位を獲得した。   ボーカロイドをはじめて聞いたとき、最近の技術

  • ボーカロイド(2) 資本主義の先の世界 - 月明飛錫

    雑記 | 03:16 | 私は、ボーカロイドを使った楽曲が広がっているのは、2つの点で革新的だと考えている。1.歌に関する既存の価値観を問い直し、新たな表現の可能性を切り開いた2.歌を一方的に与えられるものではなく、普通の人が楽しむために創作するもの、ウィリアム・モリスのいう「生活の芸術」にした 今日はこのうち、2について書きたい。 1.アマチュアのレベル向上 動画投稿サイト「ニコニコ動画」に投稿された、主にアマチュアが作ったボーカロイド用のオリジナル曲*1は膨大な数にのぼる。趣味で曲を作っても、自分の声でボーカルを入れるのは気後れするし、歌ってくれる人もそばにいない、人に頼むとそれなりにコストがかかるので、ボーカロイドを利用したという人が多いようだ。これらの曲を聞くと、日が豊かになり、作詞・作曲を趣味で行う人の数が多くなり、そのレベルが高くなったことと、ソフトの技術進歩で、ボーカロイド

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