子供のころから双方向的なネットツールを使ってきた「デジタルネイティブ」世代が、企業にWeb2.0ツールをもたらし「エンタープライズ2.0」の先導役になるとGartnerは語る。 デジタルネイティブ――子供のころからインタラクティブなインターネットツールを使ってきた世代――がエンタープライズソーシャルソフト市場の成長を促進し、2011年までの売上高の年間伸び率は41.7%に上るだろう。米Gartnerのアナリストが9月19日、ラスベガスで開催のWeb Innovationsで語った。 こうしたデジタルネイティブが大人になると、ブログ、wiki、マッシュアップ、RSSフィードなど、企業環境でもっと自由に共同作業ができるWeb2.0ソーシャルネットワーキングツールとともに会社に入ってくると、Gartnerのアナリスト、アンソニー・ブラッドリー氏は言う。 「彼らは、仲間との交流の方法やそのためのツ