僕の体はどうやらイチロー選手と同じ「A1」タイプらしい。なんのことを言っているのかというと、これは4スタンス理論によって分類される体の種類だ。 近年、スポーツ界から熱い注目を浴びているこの「4スタンス理論」。今年のお正月にもフジテレビ系『さんタク』で紹介され、実際に明石家さんまさん、木村拓哉さんが体験したことで大きな反響を呼んだ。その驚異の新理論がついにこの夏、初のDVD化。7月30日に『廣戸聡一4スタンス理論』(よしもとアール・アンド・シー/3,888円税込)が発売された。 あらためて、4スタンス理論とはどういったものなのか――スポーツナビDo編集部は、草案者の廣戸聡一先生にインタビューを行った。 「4スタンス理論と言うのは、体の特性のことなんですが、利き目、利き手にすごく近いものと思っていただければと思います。生まれもって決まっている特性で、人間の関節の動かし方とか、体全体の動かし方の
右手全指欠損という障害を抱えながら、投打の軸として活躍する球児がいる。 弱小の高専野球部を支える背番号1は、春の大会ではホームランも放った。 独自の野球術を体得するまでの過程、そして“最後の夏”の挑戦を追った。 今年3月25日付の宮崎日日新聞は、運動面のベタ記事でこう報じている。 「高校野球の第134回九州大会(春季大会)県予選第4日は(中略)2回戦6試合が行われ、シード校3校が登場。このうち第3シードの都城商が敗れる波乱があった。 都城商は八回に同点としたが、九回に失策から決勝点を許し、都城高専に2-3と競り負けた。都城高専の先発池田怜磨は11三振を奪い、四回に先制の2点本塁打を放つなど投打に活躍した」 こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。 NumberWeb有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り: 4381文字 NumberWeb有料会員(月額330円[税込])は、こ
夏に強いガンバ大阪が戻ってきた。 9日、大宮アルディージャに勝利し、これでブラジルW杯終了後、Jリーグが再開してから破竹の5連勝。再開時点では16位とJ2降格圏だったが、一気に5位まで順位を上げた。 そして注目すべきは5連勝の内容だ。15得点1失点とズバ抜けた破壊力と守備の安定感を誇る。混戦がつづくJリーグで、ガンバが調子を上げてきた理由とは、いったい何なのか。 「パトリックの存在が大きい」 そう語るのは、今野泰幸だ。 今夏に移籍してきたブラジル人FWは、華麗なテクニック派ではなく、どちらかというと運動量やキープ力など泥臭いプレーが目立つタイプ。W杯中断中のキャンプではその特徴を活かして宇佐美貴史とのコンビネーションはもちろん、チームとしてどう機能させるかを意志統一してきた。 その狙いのひとつが、DFの裏狙いだ。 「パトリックは、困った時に裏へ蹴れば頑張ってキープしてくれる。裏に出すと相手
タレント、加藤ローサ(29)が雑誌の表紙に次男とともに登場、“ママタレ”として約2年ぶりに芸能活動を再開した。今や百花繚乱の“ママタレ”ブーム。ブログにはじまり、料理本や自身がプロデュースするキッズ商品など、ママタレ戦線は拡大し、戦いは激化する一方だ。 ローサは7日発売されたファッション誌「nina’S(ニナーズ)」(祥伝社)9月号の表紙に登場。2児の母ながら、変わらぬ美しさを見せつけ、ママタレ市場に本格参戦してきた。 「最近は結婚で新たな活動の道が開ける。しっかりと子供を育てているタレントは意外と需要がある」と芸能評論家の肥留間正明氏は話す。 ママタレには相応のキャリアがあり、キャラも確立されているので、バラエティー番組で使いやすいとの声も。在京テレビ局関係者は「若くてゴシップ処女的なアイドルと違い、事務所側のNG項目も少ないですし」。 今や芸能界を席巻するママタレ。神田うの(39)、千
戦後まもなくから宮崎県日南市の民家に保管されていた黒板が、戦艦大和で使われていたものだと判明した。縦40センチ、横55センチ。表面は色がはげているが、裏には「大和」の文字がくっきりと記されている。今年2月、大和ミュージアム(広島県呉市)に鑑定され、開催中の企画展で展示されている。 黒板は、旧海軍「嵐部隊」の元特攻隊員で、2004年に82歳で亡くなった前田繁雄さん=日南市南郷町=が所有していた。亡くなる2年前、息子の茂さん(67)が自宅の蔵に入って木戸を閉めると、いきなり黒板が頭上から落ちてきた。焼酎製造をしていた時に使っていた醸造蔵。ホコリまみれだったが、裏面に筆文字で「軍艦大和」と書いてあった。 当時、床に伏せっていた繁雄さんに聞くと、1947年春、共同経営していたカツオ一本釣り漁船が、鹿児島県の甑(こしき)島近くの海面に浮いているのを見つけたものだ、と説明した。45年4月に大和が沈没し
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