ブックマーク / www.ienotomo.com (28)

  • 【子どもと悪】=盗みたかったのは、お父さんやお母さんの愛情だったかもしれない。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    子どもたちはいつも揺れています、まるで、大人たちの揺れをそのまま受け止めるかのように。そんな子どもたちに「悪」が芽生えたとき、真っ先に見つめなくてはならないのは、私たち大人の内面かもしれません。 Contents. 悪意のない盗み 無言のやさしさ 大人が試される 悪意のない盗み ガムを盗んだことがあります。 小学校2年生の冬休み。 雨の日でした。 家の向かいに小さな雑貨屋があって、 前の日に挨拶を交わした店のおばさんの 「明日の朝、新発売のガムを並べるからね」 の一言が頭から離れなかったのです。 朝。 店のシャッターが開く音を確認し、 私は父の黒いブカブカの長を履き、店をめざしました。 お金のことなど頭になく 大好きなマンガの主人公が包装紙となったガムを 誰より早く見たかったのです。 母は狭い和室で洋裁の内職に励んでいました。 外に出ると 大きな長に雨水が入り込み、 母が編んでくれた緑

    【子どもと悪】=盗みたかったのは、お父さんやお母さんの愛情だったかもしれない。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    tayorako
    tayorako 2020/05/05
    わたしにも同じような経験があります。
  • 【子どもの自立】=おなかいっぱいの依存を経ないと、本当の自立は難しいかもしれない。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    子育ての最中、甘えや依存というと、あまり聞こえがよくないように思われがちです。自立というと、ちょっとカッコがつく気がするかもしれません。しかし、子どもにとっては「おなかいっぱい」というほどの依存が必要な時期があります。そんな自立と依存を経て再生した家族の小さな物語。 Contents. 子どもの万引き事件 課題を創った子ども 大人たちが川の字で 自立と孤立の関係性 家とうちとの違いは 子どもの万引き事件 C子さん夫は、 長い間深刻な不和の状態にあり、 互いに離婚は 時間の問題と考えていました。 お子さんは中学生の男の子。 ある日、スーパーで万引きをして 補導されてしまいます。 夫は「どうして自分たちの子がこんなことを…」 と戸惑い、途方に暮れました。 C子さんは毎日、 涙が止まりませんでした。 が、この事件がきっかけとなり、 いつの間にか、 夫は以前より話をするようになっていました。

    【子どもの自立】=おなかいっぱいの依存を経ないと、本当の自立は難しいかもしれない。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    tayorako
    tayorako 2020/02/07
    何だかじーんとしました✨
  • 【インテリア】=「壁面」から攻略する空間コーディネート。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    インテリアと聞くだけで興味はあるものの、何から手を付けていいのかわからなくなってしまいます。もともと日の住まいには飾りを削ぐことで「美」が醸される文化のなかで、私たちは育ってきたのです。それでも何とか、お洒落な空間にしたい。そんなふうに迷ったときには、壁の攻略から始めてみるといいかもしれません。 Contents. 日の美意識と Interior 昭和の家にあった「美」 西洋と日住宅の違い 置き去りにされてきた壁 洋「風」の空間で戸惑う 壁面を飾るアイテムとは 日の美意識と Interior たくさんのお宅を拝見してきましたが、日の家のインテリアコーディネートはまだまだ未熟、というのが率直な感想です。 自戒を込めてのお話です。 理由があります。 日の家屋には家具がなくても暮らせる工夫があって、そもそも装飾する、つまりインテリアという文化も概念もなかったのです。 いい悪いのお話

    【インテリア】=「壁面」から攻略する空間コーディネート。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【収納・整理】=「捨てなきゃだめなモノ」より「捨てたくないモノ」を選ぶこと。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    老いた親と実家。この二つにどう向き合うかは、誰にでも避けては通れない課題といえます。いつまでも両親二人で、あるいは一人暮らしをさせておくこともできず、同居もしくは施設入居となれば、実家は即、空き家となってしまいます。空き家を抱えた地域はやがて、過疎の地に――。この問題も、少しずつ考えていかなくてならないようです。 Contents. 「親家片」の行く末とは 何を捨てるかという迷い モノも空き家も社会問題 捨てるモノなど選ばない 大事なモノから選ぶこと 「親家片」の行く末とは 「親家片」(おやかた)という言葉があります。 「親の家を片付ける」意味で使われます。 初めてこの言葉を目にしたとき、みんな悩んでいるんだなあ、というのが率直な感想でした。 80代の母がいます。 父が亡くなってから、30年近くも一人暮らしを続けてきました。 一度も入院をしたことがありません。 健康ではないのです。 少々の

    【収納・整理】=「捨てなきゃだめなモノ」より「捨てたくないモノ」を選ぶこと。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    tayorako
    tayorako 2019/09/19
    捨てたくないモノを選ぶ。心にメモします(*^^*)
  • 遺伝子とオキシトシン、感謝と祈りの効能。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    いやなことがあると落ち込みます。いいことがあるとうれしい。よくても、悪くても、私たちは、その折々で置かれている状況だけを見つめて、揺れています。意地をはったり、嫉妬をしたり、恨んだり、怒ったり。分かっていても、やめられない。この問題、苦しみから逃れる方法はあるのでしょうか。 Contents. 怒りや恨みの感情の行き先 遺伝子をオンにするために 元気になれるオキシトシン 子どもより奥さんに労りを いいことが起きますように 正しい言葉は人に届かない 怒りや恨みの感情の行き先 この20年来、おつきあいのあるA先生(医学・生理学博士)に こんな話を聞いたことがあります。 人が病気になるには 衣・・住、生活スタイルなど さまざまな要因があるのですが、免疫力の低下に もっとも影響を及ぼすのが、マイナス思考とストレス。 そのストレスにも、いろんな種類があります。 大量の仕事をこなさなければならないス

    遺伝子とオキシトシン、感謝と祈りの効能。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【部屋の数と空間の数】=家は「LDK」で考えない。「Room=居室」より「Space=空間」という発想。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    の家はこれまで「LDK」に代表されるように居室=Roomを基に家づくりを考え、Roomの数で家のステイタスを主張してきました。しかし、小間割りにされた居室の数ではなく、大きめの空間=Spaceで家の有り様を想像してみると、縦にも横にもひろがりが生まれ、新しい光や風、家族の暮らしが見えてきます。 Contents. 大きな家とおおらかな家 空間をあとで仕切る発想 回遊型デザインは楽しい 空間をSpaceで考えよう その壁を取り払う勇気を 名ばかりの書斎など不要 大きな家とおおらかな家 家は不思議です。 30坪でも開放感にあふれた家もありますし、 60坪の広さがあっても、閉塞感を感じる家もあります。 家族の人数分の居室、人数分の書斎や趣味室。 あれをする部屋、これをする部屋。 ほしい空間、機能を居室に 置き換えて考えていくと、 いくら面積があっても足りません。 予算も足りなくなります。

    【部屋の数と空間の数】=家は「LDK」で考えない。「Room=居室」より「Space=空間」という発想。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【マザー・テレサ】=蹴り返されるかもしれません。でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    はてなブログを始めてから 半年くらいになります。 3000字以上×100になるまで書き続けよう、 という目標を決めて書いています。 読者になるとか、 はてなブックマーク、☆のこと コメントのつけ方など まだわからないことばかりです。 アフェリエイトなども勉強しましたが、 さっぱり効果が実感できません。 www.ienotomo.com ● 先日、ブックマークをいただいた方の ブログを拝見したら コメントのところに悪口をたくさん書かれていて もうブログを書いていく 気持ちになれない という内容が綴られていました。 ブックマークは プライベートモードというのになっていました。 ブログには、わずかな文字数の中に 色が見えてきたり 香りが立ちあがるような言葉が いくつも散りばめられていました。 誰が読んでも、素敵な文章だと思うはずです。 一方、悪口を書いた人の文章も見事でした。 20字前後な

    【マザー・テレサ】=蹴り返されるかもしれません。でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    tayorako
    tayorako 2019/08/22
  • 【きれいな家】=神は細部に宿る。見えないところまで丁寧に整える、という品性。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    英語では【God is in the details】。神は細部に宿る、という言葉。フランスの作家ギュスターヴ・フローベールの言葉で、ドイツのモダニズム建築家ミース・ファンデル・ローエが標語として使用していたことから広まりました。文字通り、ディテールを大切にするからこそ、全体が美しくなる。論理の細部を維持することで、論理の全体が機能する、などの意味で用いられます。家づくりや日々の暮らしにも同じことがいえそうです。引き出しの中を片付けるだけで、デスク全体がきれいに見えるように、隠れた部分、細かなところにまで気を配った家や暮らしから【きれい】が醸し出されてくるのです。 Contents. ゆっくり呼吸をさせてくれる家 器棚の「取っ手」にこだわる モザイクタイルは飽きがこない 生活は数百数千の動作の集積物 ゆっくり呼吸をさせてくれる家 こんにちは、と玄関に入った途端、「いらっしゃい」と明るく出

    【きれいな家】=神は細部に宿る。見えないところまで丁寧に整える、という品性。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    tayorako
    tayorako 2019/08/12
  • 室内気候・衣服気候と【第三の皮膚】。- Where we belong【家を知る・家に住む・この家で生きる】.

    私たちの身体には優れた温度調節機能が備わり、外気、衣服や室内、それぞれの【気候】とバランスをとりながら、健康的な暮らしを維持しようとします。家は身体の皮膚、衣服の皮膚に次ぐ【第三の皮膚】。気候と皮膚との切っても切れない関係について。 Contents 衣服にも「衣服気候」がある 気候と衣服と文化の関係 欧米人とは体温も汗腺も違う 住宅は身体、衣服に次ぐ「第三の皮膚」 衣服にも「衣服気候」がある 室内気候という言葉があります。 外の気候に対するもので、簡単にいうと、人が住むための空間の内部の気候のことをいいます。 原始時代の洞窟の住居も、雨風をしのいで外界とは異なった室内気候を形成していました。 現代では、断熱・気密などの住宅性能を高めて高効率の設備を導入し、人工的な室内気候を創出しています。 同じ室内気候でも、冬はコタツにしがみつくような状態もありますし、外が寒くても軽装で活動できる環境も

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    tayorako
    tayorako 2019/08/06
  • 横書き・縦書き・家づくり、それぞれの違和感。 - Where we belong【家を知る・家に住む・この家で生きる】.

    漢字もひらがな、カタカナも、もとはといえば縦書きで記されることを前提にデザインされた文字です。しかし、このブログがそうであるように、いまや日人の誰もが横書きでメッセージを表わしている時代。日語、編集の原点を辿ると、家づくりにも意外なことが見えてきます。 Contents 横書きを避けてきた理由 墨で悪口を書くとヤバイ 段落や数字の表記の仕方 日語に横書きは不適当 揺れながらクリアになる 横書きを避けてきた理由 この文章は横書きです。 右から左に読むように書いています。 横書きだと、これしか書きようがありません。 しかし、仕事では資料集などを除き、横書きの出版物は、ほとんどつくったことがありません。 つくらないようにしてきた、ともいえます。 理由は二つあります。 一つ目は、日語はもともと縦に読むようにデザインされた文字であること。 つまり横書きには、来適さない文字であるということで

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    tayorako
    tayorako 2019/07/27
  • 【家庭内事故】=段差だけではない、濃淡・色彩・明暗の「バリア」を見逃さない。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    視覚障害のある家族のために、動線にLEDを埋め込み、自活性を高めた工夫。 段差の解消はもちろん、「狭さ」というバリアも解消する。明るさの確保もバリアフリーの一つ。 バリアフリーというと段差の解消や手すりの設置などが思い浮かびますが、その人の持つ障害によって、対処すべきバリアは大きく異なります。特に、足腰が弱くなったり、視力の衰えなどは加齢とともに進み、誰もが避けて通ることができません。それだけに家のなかのバリアとその解消には、早目に対処したいところです。 Contents. 階段を踏み外しそうになる 40歳を超えると「高齢視」 色を判別できないハンディ ほぼ全員が経験する白内障 コントラストの淡さの危険 交通事故死より多い家庭内 階段を踏み外しそうになる 左目がかすんでいます。 まったく見えないわけではないのですが、品用のラップを二重に眼球に貼りつけたような状態でしか見えないのです。 重

    【家庭内事故】=段差だけではない、濃淡・色彩・明暗の「バリア」を見逃さない。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
  • 【洗濯・乾燥】=室内で洗う、干す───文化と効能。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    梅雨の時期から猛暑の夏、寒い冬の間、共働きの家族の場合など、外干しが難しい状況に置かれることは少なくありません。部屋干しするにはそれなりのスペースも必要です。でも、エアコンや扇風機などを上手に使えば、快適な洗濯&室内干しができるかもしれません。 Contents. 美しい外観と洗濯物のある風景 世界各国で異なる外干しの事情 先進国は室内干しに徹する文化 室内干しにも意外なメリットが 梅雨の時期と冬のエアコン活用 美しい外観と洗濯物のある風景 いつも通る道路沿いに新しく家が建つことになり、 完成まで毎日、建築工程を眺めていました。 ちょうど信号があり、よく止まる場所でもあります。 基礎は、構造は、断熱材は、窓は、 ドアは、外壁は…と現場の前を通るたび 変わっていく様子を見るのは、ちょっとした楽しみ。 完成後はこんなふうになっているといいなあと、 ある日から 自分のなかで賭けをすることにしまし

    【洗濯・乾燥】=室内で洗う、干す───文化と効能。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    tayorako
    tayorako 2019/07/18
  • 信用と信頼、子育てと部屋と宇宙。 - Where we belong【家を知る・家に住む・この家で生きる】.

    親子の間は「信用」ではなく「信頼」で結ばれます。諍いがあっても、裏切りがあっても、取引はできないのです。「信頼」から考えていくと、親子の絆、子ども部屋の原型までも、うっすらと見えてきます。親にとって大切な「見えない壁」についても考えます。 Contents. 家のなか全てが子どもの空間 家族相互でつくる壁について 信用だけで生きられるのか? 子供との関係は取引ではない 西洋と日の身体性と住まい わずか3坪にも永遠なる宇宙 家のなか全てが子どもの空間 わが家に鍵のあるところは、玄関とトイレ、窓だけです。 寝室はもちろん、子ども部屋にも脱衣場、お風呂、自宅併設の仕事場にも鍵はありません。 子どもたちとは、小さな頃から、互いの部屋に入るときにはひと声かけるかノックをする、という約束事を設けてきました。 鍵のあるなしでトラブルになったことは、これまでなかったように思います(人たちは苦痛なことも

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  • 【小さな家】=小さな幸せの価値が分かる人だけが得られる、この家のかたち。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    どんな家づくりにも予算があります。その予算のなかで、大半の家族が少しでも大きな家をと望みます。しかし、すぐに壁に突き当たり、いくつもの夢を諦めてしまってはいないでしょうか。はじめから、小さな家の選択肢が除外されているのが原因の一つかもしれません。これまで、世界中の名建築家たちが、小さな家で個性と技、ノウハウを競ってきました。工夫次第でどんな空間にも変化するゆたかさを内包した、もう一つの家の有り様、小さな家。そこには、ミニマムな暮らしの原点、混乱の時代を生きる哲学が潜んでいます。 Contents. 住み慣れた我が家を25坪に建て替え 限りなくワンルームに近い家がいい 世界の建築家たちが挑んだ小さな家 LDKの概念を捨てることから始める 日人と欧米人のプライバシー概念 相手を察する日の感性を生かして 子育て終了後の30~40年を生きる家 目には見えない家族の強いつながり 住み慣れた我が家

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    tayorako
    tayorako 2019/07/12
  • 孤独のための椅子=【森の生活】。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    ソローはいいます。「質素な生活こそが、贅沢な生き方」。お金や便利さだけを望んでいるわけではないのに、人間は、どうしてそんなにあくせく暮らすようになったんだろう、と森の中で思索を続けるのです。いまと比べると、何もないに等しい時代に、湖畔で過ごした思索の日々。私たちがそこから学ぶことは、余りあります。 Contents. 品格あるルポルタージュとして 簡素に、簡素に、さらに簡素に 自分の魂と向き合った日々 思索・友・社会のための椅子 内なる音楽に耳を傾ける 「家住期」と「林住期」の往来 品格あるルポルタージュとして いろんな国のいろんな街を旅しました。 インドでは物乞いたちがうごめき、 死体が横たわる路地裏を歩き、 フィリピンのスラムでは、 貧しさのなかでも 懸命に生きる子どもたちの逞しい姿に 胸を打たれました。 ボルネオ、韓国、タイやラオス、 マレーシアやハワイ島の辺地も、いつも一人。 でも

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    tayorako
    tayorako 2019/06/23
  • 自立と依存と再生と。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    依存というとあまり聞こえがよくありません。自立というと、ちょっとカッコがつく気がします。しかし、子どもにとっては、「おなかいっぱい」というほどに、依存が必要な時期もあります。そんな自立と依存をはいけいに、再生する家族の小さな話。 子どもの万引き事件がきっかけに C子さん夫は、 長い間深刻な不和の状態にあり、 互いに離婚は 時間の問題と考えていました。 お子さんは中学生の男の子。 ある日、スーパーで万引きをして 補導されてしまいます。 夫は「どうして自分たちの子がこんなことを…」 と戸惑い、途方に暮れました。 C子さんは毎日、 涙が止まりませんでした。 が、この事件がきっかけとなり、 いつの間にか、 夫は以前より話をするようになっていました。 振り返ると、 家族の再生は、家の計画から始まりました。 C子さんが、ある日、 ご主人に「家を建てましょう」と意志表明したのです。 C子さんの強い

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    tayorako 2019/06/15
  • 【おじいさんと犬】=雨の日も風の日も一緒にゴミを拾い続ける、1人と1匹。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    モノを持ちすぎない、リサイクルを徹底する、ミニマリストへの憧憬。人とモノとの関係は暮らしとゴミの関係に直結します。ご近所のおじいさん、毎日、愛犬との散歩の途中でゴミを拾っていることに気づきました。小さなことでも、自分にできることから黙々と。そんなおじいさんと犬とエコロジーの話。 Contents. 缶やビンはあまり使わない リサイクルは突き詰めない ゴミ箱はどうして満杯か? おいしくなーあれ、の魔法 散歩のついでにゴミを拾う 誰に褒められることもなく 缶やビンはあまり使わない 外で飲むときには、ビール、そのあと焼酎のお湯割り。 家では事と一緒にワインか日酒(純米酒)をグラスに1杯ほど。 ワインや純米酒というとカッコいいのですが、紙パックか2リットル瓶の大きなものを買い置きしています。 1000円前後の高くない、やつです(^^;) お茶は、番茶か深煎り茶。 コーヒーは一日3杯。 コーヒー

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    tayorako
    tayorako 2019/06/08
  • 【寝室】=介助する側の「──しやすさ」を考えることで見えてくる理想の空間。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    ベッド派か布団派か問われると、いまやベッドと答える人のほうが圧倒的に増えています。しかし、ベッドを選択するとおのずと寝室の面積は広さが求められ、そこでの介護を視野に入れると、ベッドプラスαの面積と機能が必要になります。新築、リフォームの際に覚えておくと便利な豆知識。 Contents. 高齢世帯ではベッド一択のみ ベッドを想定し寝室を広めに 尺貫法でベッドを考えると? 4畳半ど既存サイズから脱却 公営住宅で在宅介護を可能に 高齢世帯ではベッド一択のみ 布団派の人のなかでも、 好きで布団に寝ているわけではなく、 ベッドを設置する部屋が 我が家にはないという理由の人も少なくありません。 ベッドは何かと便利ではあります。 いまは布団派の自分も 旅先のホテルでは、ベッドの上でを読んだり、 テレビを観たり、 そのまま寝てしまったりと、 とても自由な過ごし方をします。 ただ、シングルでは部屋にもベッ

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    tayorako
    tayorako 2019/06/06
  • 【家具】を決めてから空間計画をした方が得策という結論。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    家を建ててから、少しずつ家具を買い揃えていく。家の計画と同時進行で、購入する家具も検討する。これまで、家具が最小限で済んだ日家屋で育ってきた私たちは、家具の選択が苦手なのです。しかし、暮らしも住まいも、洋の佇まいが主流となってきました。そんな時代の家具の考え方。 Contents. 建築費の3~4割が追加費用になる 家具なしで空間デザインはできない ビルダーは家具の専門家になれるか 建築費の10%を家具に充てる考え方 家具のための空間ではなく生活空間 クルマより家具にお金をかける価値 立式なしでは成立しない日住宅 建築費の3~4割が追加費用になる 家を建てるときの費用は、建築費だけではありません。 この家は坪60万円、70万円…といった話をよく聞きますが、実際には、どこまで含んでの「坪単価」なのか、はっきりしないのです。 建築費のみならず、外溝工事費、インテリア、家具、家電、工事の諸

    【家具】を決めてから空間計画をした方が得策という結論。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    tayorako
    tayorako 2019/05/31
  • 【子ども部屋】=子どもが独立したあとも部屋を物置化させない「可変」デザイン。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】

    子どもたちのためにと夢を抱いて建てたはずの家も、子どもが大きくなるのはあっという間。巣立ったあと、使われなくなった「子ども部屋」はすぐに物置化し、夫婦はそれぞれの生活リズムを持つことで、新築当初とは全く違った機能が住まいに求められます。子どもたちの独立後も無駄にならない空間づくりが必要だったことに気付くのは、そんなときかもしれません。 Contents. 残された広すぎる居間 将来を見越していない 察する文化を育む「間」 居間に誰もいなくなる 加齢後は家族より自分 居間はテレビが中心に 残された広すぎる居間 空間の小間割りはやめましょう。 家はROOMではなくSPACEで。 家族の気配が感じられる空間構成がベスト。 居間は家族のためのパブリック空間。 子ども部屋は可変性を考慮する… などなど、これまで、いろんなことを書き連ねてきました。 振り返ると、果たしてほんとにそうなんだろうかと、書い

    【子ども部屋】=子どもが独立したあとも部屋を物置化させない「可変」デザイン。 - Where we belong.=【家を知る・家に住む・この家で生きる】
    tayorako
    tayorako 2019/05/11