――リクルートエージェント 海老原嗣生インタビュー 数年前の“転職ブーム”も今はいずこ。景気の冷え込みに伴い、現在、転職市場は完全に“買い手市場”と化してしまっている。しかし、こんなときでも転職活動をしたい、しなければならない状況下にある人は大勢いることだろう。では、不況下でも転職を成功させるにはどうすればよいのだろうか。現在放映中のドラマ『エンゼルバンク~転職代理人』に登場するカリスマ転職代理人・海老沢康生のモデルでもある、リクルートエージェントフェローの海老原嗣生氏に「転職の心得」を教えてもらおう。海老原氏によると、転職活動に失敗する人にはある“共通点”があるそうだ。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン 林恭子、撮影/宇佐見利明) 長期勤続率は増加傾向 無理な転職は勧めない ――不況の影響を受け、大企業をはじめとした正社員のリストラが始まっています。そうした雇用不安もあるなかで、転職市場