森を歩いていて、ちょっと道の脇に目を運ぶと、赤い実が目立つ腰の高さくらいの木があります。 これはオニシバリという植物で(写真1、2)、赤い実がとてもおいしそうに見え、つい食べてしまいたくなりますが、実は毒があります。一見普通の植物で、普通に実をつけているだけかと思いきや、実だけではなく、葉や茎、根にも毒があります。 食べると、腹痛、血便、口内炎を起こすことがあるそうですので、見て楽しむだけにして、食べないほうが良いでしょう(笑) 赤い実は7月くらいまで見られます。 写真1 オニシバリ 写真2 オニシバリの実 オニシバリと同様に、道の脇で簡単に見られる、白い花をたくさん咲かせているドクダミという植物があります(写真3、4)。 名前もそうですが、特有の臭いがあるので、毒があるように思われることもありますが、安心してください、毒はありません。むしろ毒とは逆で、ドクダミ茶などがあるように、薬効成分