3月1日、民主党の有志議員は「日本銀行のあり方を考える議員連盟」の設立総会を開催。写真は日銀本店。2009年8月撮影(2011年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 1日 ロイター] 民主党の有志議員は1日、「日本銀行のあり方を考える議員連盟」(会長・山岡賢次民主党副代表)の設立総会を開催した。初回会合には約10人の議員(代理含め35人)が出席。 今後、定期的に勉強会を開催し、日銀に一段の金融緩和や消費者物価指数(CPI)の目標設定を求めることなどについて、検討を進める方針を確認した。 議連の設立趣意書では、デフレ脱却にはリフレ政策が必要だとして「日銀との政策協調を深め、一層の金融緩和を推進することが肝要」と指摘。検討課題として、政府と日銀が協議して金融経済政策を共有すること、CPI上昇率や国内総生産(GDP)成長率、失業率などの目標や達成期限を課すことなどを挙げている。