阪急阪神ホールディングス(HD)の定時株主総会が16日、大阪市内で開かれ、借金生活が続いている阪神への批判が相次いだ。 株主の一人は、打撃不振の金本を起用する真弓監督の采配(さいはい)を批判。「たまに打つよりも、守備で失った点が多い。(別の選手なら)これまで5点は防げた」と持論を展開し、「選手を補強するよりも、監督やコーチを補強したらどうか」と糾弾。場内は大きな拍手に包まれた。 質問に答えた南信男球団社長は「ふがいない戦いぶりで、心配をおかけして申し訳ない。負けが込むと、監督の采配がクロースアップされるが、いろいろな要素が重なり合っているのが低迷の要因」と弁明したが、別の株主は、真弓監督のベンチでの態度やインタビューの内容も批判。昨年の総会では、マートン獲得を絶賛する声も上がったが、今回は肩身の狭い場となった。 【関連記事】 阪神チーム打撃で難攻不落のダル撃破 楽天選手「勝てば監