2月第3週(15-19日)の日経平均株価は週間で6.8%高の1万5967円17銭で引け、3週ぶりに反発した。大幅に下落した先週の反動から、15日月曜日には1日で1000円以上急騰し、その後は1万6000円を中心に狭いレンジで取引された。原油価格が持ち直したことや、ドイツ銀行の信用不安から下落していた欧州の銀行株が上昇に転じたことなどにより、日本株も持ち直した。16日からマイナス金利がスタートしたが、金融機関で特に大きな混乱はなかった。 個別銘柄では、大規模な自社株買いを発表したソフトバンクが急騰した。原油価格の回復で三菱商事などの商社株が買われた。また、マイナス金利により恩恵を受ける三井不動産などの不動産株が高かった。週間ではTOPIXが8.0%上昇しており、日経平均株価と乖離が生じた理由は、日経平均株価で約8%もウエイトがあるファーストリテイリングの株価が冴えなかったためだ。 ●「ユニク
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