5月21日、米セントルイス地区連銀のブラード総裁が、ECBはインフレ低下と景気低迷への対応策として、FRBが実施しているような量的緩和プログラムの導入を検討するべきとの見解を示した。ニューヨークで4月撮影(2013年 ロイター/Keith Bedford) [フランクフルト 21日 ロイター] 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は21日、欧州中央銀行(ECB)は、インフレ低下と景気低迷への対応策として、連邦準備理事会(FRB)が実施しているような量的緩和プログラムの導入を検討するべきとの見解を示した。 総裁は当地の大学で行われた講演で、ECBはこれまで量的緩和(QE)の実施を望んでいないが、一段の金融緩和が必要であれば、とりわけ域内インフレがかなりの低水準で推移していることを踏まえて一段の緩和が必要だと判断されるのであれば、国内総生産(GDP)で加重した量的緩和プログラムの導入を検討する