容疑者に立ち向かい、自らの命と引き換えに被害の拡大を防いだライリー・ハウエルさん/Courtesy Morgan Howell Moylan (CNN) 米ノースカロライナ州シャーロットのノースカロライナ大学で起きた発砲事件で、警察などは2日までに、死亡した男子学生が容疑者にタックルして被害の拡大を防いでいたと明らかにした。 この学生はライリー・ハウエルさん(21)。おばによると、容疑者の男を取り押さえようとして至近距離から撃たれた。事件では他にも19歳の男子学生が死亡している。 男は先月30日に教室に押し入り、教養科目最終日の発表を聞いていた生徒約30人に向かって発砲した。 シャーロット・メクレンバーグ警察の幹部によると、ハウエルさんは走って男に近づき、タックルで転倒させた。これが容疑者逮捕の助けになったという。 「彼はスポーツで体を鍛えており、犯人に立ち向かった」と警察幹部は指摘し、「