ブックマーク / blog.tsubotax.com (13)

  • 経営と現場を接着するプロダクトマネジメントの技術|坪田 朋

    経営戦略とプロダクト方針の一貫性を保つために必要な考え方や立ち振舞いのまとめ。開発は進んでいるが細かい掛け違いで芯をってないと感じた時にオススメです。 スタートアップは短いスパンで経営戦略がアップデートされるので、それに合わせてプロダクトの方向性を一致させる取り組みはとても大事。 少人数組織では阿吽の呼吸で進められた事も、急成長していく組織では微妙な掛け違いの積み重ねでズレていくので、意識的に経営と現場を接着させる意識を持っておくと、方向性が一致する。 例えば、権限委譲時にPdMの裁量 = 自由になってしまうと、経営方針とプロダクト開発方針がズレて不健全化する事もあり、この手のトラップ事例は、ビルドトラップを避け顧客に価値を届ける にも詳しく書いてあるので参考になります。 1. 経営と現場を接着するパイプラインを作る「経営と現場を接着する」と呼んでいるが、経営と現場間で認識や理解のズレを

    経営と現場を接着するプロダクトマネジメントの技術|坪田 朋
  • 進撃のプロダクトマネジメント|坪田 朋

    僕がサービス開発で意識している心得や考え方をざっと書いてみたので、プロダクトマネジメントの参考になると嬉しいです。 プロダクトマネージャ(PdM)として意識していること先ず実行し、同時に深く考えていく 新規サービス・新機能立ち上げ期は、色んなアイディアが出てくるので、ブレがちだけど、自分のスタイルはとにかく早く作って、自分達で触って感覚掴んで、顧客に使ってもらった感想を聞くことを大事にしてる。 — 坪田 朋 / クラシル (@tsubotax) October 23, 2021 新しい取り組みの時は、先ず形にして行動しながら考えを深めるを強く意識します。 例えば、新しい機能を検討する時は、先ずデザインを起こし、ユーザーニーズを把握する時はそのデザインを見せながら意見を聞き、手触り感を重視する機能ならモックアップを作って触りながら考えを深めてく事にしている。 長い期間計画してもプロトタイプを

    進撃のプロダクトマネジメント|坪田 朋
  • 突破するプロダクトマネジメント - クラシル開発チームで実践した事まとめ|坪田 朋

    こんにちは、坪田です。 dely Advent Calendar 3日目の記事です。 昨日は、エンジニアのmochizukiが NetflixのFast JSON APIを使ってみた を書きました! 僕は、クラシルを運営するdelyでクラシルユーザー体験と、開発部門のマネジメントに責任を持っており、そのプロダクトマネジメントのスタイルを書いてみます。 よく、CXOって何をするのか聞かれますが、僕の場合は社長である堀江さんのビジョンを汲み取り、1秒でも早く、ユーザーに評価される最適な体験を作ってリリースする事を仕事にしてます。プレイヤー領域としては、UIデザインを武器にしているので、ユーザー体験を可視化しながら関係者を巻き込んで開発するスタイルが強みです。 今回は、突破するプロダクトマネジメントという内容で、クラシルで実践しているプロダクトマネジメントの手法について書きました。 タイトルを突

    突破するプロダクトマネジメント - クラシル開発チームで実践した事まとめ|坪田 朋
  • SNSを使ってカンタンに募集ができるサービスbosyuをリリースしました|坪田 朋

    募集文章を書くとこんな感じで画像が自動生成されて、URLをSNSに投稿することでカンタンに募集できます。 僕自身も何かしらで人を探す時に、TwitterとFacebookを使うことが多かったので、その際の課題解決をサービスとして実現してみました。 募集側の課題 ・募集ツイート後、favが気応募かノリか見分けがつかない ・DMが大量にきてしまい、全員に返事ができずに申し訳ない ・TwitterやFacebookのメッセージ欄が埋もれてしまう 応募側の課題 ・リプライで返事をすると公開されてしまうのが嫌 ・興味はあるけど、いきなりDMを送るのがハードル高い ・勇気をだしてDMを送ったが返事が無いとなんだか切ない bosyuを使うことで応募ハードルが下がる、favとDMの間のユーザーを拾いやすくなりマッチングのキッカケが増えると思います。応募時にコメント入力できるので、ポートフォリオなどのUR

    SNSを使ってカンタンに募集ができるサービスbosyuをリリースしました|坪田 朋
  • 技術系勉強会のユーザー体験を考えてみたスレ #cxonight|坪田 朋

    先日CXO Nightを開催しました。過去に立ち上げたUI CrunchとCXO Nightも満員御礼で盛況だったので、そのイベント運営で学んだことをまとめました。 イベントもサービスと同じで、良いユーザー体験は何かを考えながら、ユーザーは誰で何を提供すると課題解決できるかをイメージして実行していきます。 テーマ、企画の考え方 ・ユーザーの課題解決になるテーマであるか。 ・ググっても解決しにくい情報を提供できるか。 ・それらは具体的な事例や体験談で伝えられるか。 ・特定の人 / 企業の利益が前面にでてないか。僕の場合は上記考え方で企画して登壇者に相談していきます。 イベントテーマだけで募集するとマッチングミスで来訪者の時間を浪費させてしまう可能性があるので事前にnoteで「僕がCXO Nightを開催する理由」を書く事で課題を感じる人がきてくれるように努めました。 その上で、応募時に「登壇

    技術系勉強会のユーザー体験を考えてみたスレ #cxonight|坪田 朋
  • スタートアップのデザイン責任者がやるべきことまとめ|坪田 朋

    最近、相談を受ける事が多いデザインマネージャーの役割を経験をもとに書き出してみました。長いですが、迷った時の辞書代わりに使ってもらえるとありがたいです。 ここでは会社の規模が30名以上、デザイナー5名程度を超えた組織をイメージしてます。ユーザー体験に責任を持つサービスデザイン責任者と組織責任者の話は混同しないほうが良いので、今回は組織責任者にフォーカスしてます。 全体のストーリーはこのスライドで掴めると思いますが、もう少し具体的に実行した事などをリスト化したので参考になればと思います。 デザイン責任者として実行した事まとめデザイン責任者の仕事は何かを学ぶために行動してみた ・実績を上げてる会社へ一週間研修に行かせてもらい、成果をあげてる理由を分析して、100ページ位のレポートを作った。 ・池田さん、土屋さん、深津さんなど有識者に相談して感覚を掴んだ。 ・それらの行動は自分自身の勉強にもなっ

    スタートアップのデザイン責任者がやるべきことまとめ|坪田 朋
  • UI/UXデザイナーを目指す若手に知っておいて欲しいこと|坪田 朋

    最近増えているスタートアップで働きたいデザイナー向けの記事です。自分の経験から勧めたい・知っておいて欲しい事をまとめました。 作業環境はケチらないで投資する学生でも気で勉強すれば1年以内にその投資を回収できるので、PCはケチらずにハイスペックなMacBook Proを買った方が良い。 稀に安いからと言う理由で、MacBook Airや旧スペックのPCで作業している人を見かけるけど、若い時ほど質的な勉強に時間を裂いて欲しいし重い環境で作業し続けるのは効率が悪くインターンの @reo も古いPCで効率悪かったので、新品のMacBook Proを付与して、まともなソフトウェアセッティングとショートカットを教え込んだ。 ちなみに、僕がデザイナーにiMacではなく、Macbook Pro+外部ディスプレイを勧める理由は、キーボードとトラックパッドが近いと手を動かす量が減って作業効率が良いのと、仕

    UI/UXデザイナーを目指す若手に知っておいて欲しいこと|坪田 朋
  • UIデザイナーに必要なのは、決定力のあるデザインを作る能力 | tsublog

    最近、デザイナーに求められるスキルが多くて何を学べば良いかわからなくなってきた。と言う声を聞くようになってきた。 流行りの記事にいくつか目を通すと、デザイナーは「 経営者と対等に話せるコミュニケーション能力、ビジネスセンスを保有していて、イケてるグラフィックを作り、コードまでかけないといけない 」らしい。 スキルを多く保有している方が望ましいのは間違いない。 ただ、 現場デザイナー に最も大事なのは実装面での考慮事項が網羅されて考え込まれた「 決定力のあるデザイン 」を作る力だと思う。 サッカーで言うと、決定力は「 得点を決める能力 」として使われているけど、UIデザインにおいては「 実装面まで考慮された実装可能なデザインであるか 」という言葉として使っている。 魅せるデザインとフィージビリティが考慮されているデザインでは、かなり内容が異なってくるので、現場デザイナーとしては特にこのあたり

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  • ユーザーファーストであり続けるために開発チームオンボーディング資料を作ってみた|坪田 朋

    ※クラシル開発チーム向けの資料を外向けに公開した内容です これから開発メンバーが増えてくるので、カルチャーを言語化してみた。今できている文化もあると思うし、今後の考え方を言語化したモノもある。 これをクラシル開発チームのオンボーディング資料として、継続的にアップデートしていくことにする。 これは何に使うのか・新メンバー向けのカルチャー説明 ・メンバー同士で声を掛け合ってカルチャーを浸透させていく ・採用面接やリファラル採用時の文化説明 作った背景開発部もエンジニア、デザイナーが増えて組織が大きくなってきた。常にユーザーファーストであり続けられるよう今から言語化しておく事にする。 「成長痛」とも言われるが、ベンチャー企業の組織拡大に伴い30 / 50 / 100人の壁が存在していて、組織に歪が生じやすいし、個人で成果を出すのが難しくなってくるタイミングがある。 人が増えていく過程で様々なカル

    ユーザーファーストであり続けるために開発チームオンボーディング資料を作ってみた|坪田 朋
  • Figmaを使って開発チームの生産性をあげるプロダクトマネジメント|坪田 朋

    開発現場に Figma を導入してチームの生産性が上がった話です。 デザインドリブンで、プロセスを可視化しながら進める僕の開発スタイルと相性が良いので、最近はクライアントワークでも啓蒙しています。 Figmaは平たく言うとデザインコラボレーションツールですが、こちらのリンクから動画をみると雰囲気が伝わると思います。 https://www.figma.com/ UIデザインツールのリッチ化ではなく、開発チームとコミュニケーションのしやすさが強みで、1人でUIを作るならSketchの方が使いやすいかもしれません。エンジニアやプロダクトマネージャーとガンガン議論して仕様を詰めていくスタイルを好む人はFigmaと相性良いです。 デザインプロセスが可視化されるためプロダクトマネージャー、エンジニア視点でも有用なツールだと思います。 Figmaを使ってよかった点まとめ・「デザインをみんなのモノに」を

    Figmaを使って開発チームの生産性をあげるプロダクトマネジメント|坪田 朋
  • UIデザイン力を鍛えるリデザインの勧めとコツ|坪田 朋

    Twitterでクラシルのリデザインの題材として使って良いとつぶやいたら数名からリデザイン案をもらえました。ありがとうございます! リデザインは、デザインの基礎スキルを身につけられると思うので、どんどんやったら良い派ですが、リデザインする際は何かにフォーカスすると振り返りしやすく技術を積み上げやすいです。 今回は、僕もクラシルのリデザイン案を作りつつそのコツを書いてみたので参考になればと思います。 デザイン力を鍛えるリデザインのコツ インターン採用でリデザイン課題を出すとだいたいの場合、グラフィック、UI設計、カラー変更など全部盛りの案を持ってきてくれる事が多いのですが、変更箇所が多すぎると狙いが分散した結果、フィードバックしにくい事がよくあります。 ポイントを絞り、リデザインの意図を伝えて、その案を叩きに対話できるとディスカッションのスキルもアップする上に『おおちゃんと深く考えてるじゃん

    UIデザイン力を鍛えるリデザインの勧めとコツ|坪田 朋
  • Google Mapsがレビュー数を伸ばすための取り組みとサービスデザイン考察記事|坪田 朋

    先日、グーグルが飲店検索で初のトップにという記事を見かけて、Google Mapsがどうやってレビュー情報を集めてきたのか、過去に書いた考察記事を公開しました。 UXリサーチ目的で、普段からデザインアップデート記録を残しているんだけど、Google Mapsのレビュー機能は2016年から頻度高く使ってきたので、実体験とコンテンツを増やしてきたのか考察をまとめた内容です。 Google Mapsのレビューを始めたキッカケ最初にレビューを投稿したのは2016年で、旅行前にGoogle Mapsで行きたい場所やお店を保存して、現地に行った時になんとなく写真と口コミを投稿したのがキッカケ。 初回投稿後にレビューを促進するコンテンツがメールで届くようになった当時Google Mapsのレビューはまだ認知度が低くメールのタイトルも実験中の雰囲気があった。特典という言葉に釣られてローカルガイドに参加し

    Google Mapsがレビュー数を伸ばすための取り組みとサービスデザイン考察記事|坪田 朋
  • bosyuというサービスを作って譲渡するまでの流れ|坪田 朋

    bosyuをCasterさんに譲渡しました。 bosyuの運営会社についてbosyuは株式会社Basecampのサービスとしてリリースしました。普段はデザイン制作、プロトタイプ開発を仕事にしています。 9月で設立1周年を迎えるのでロゴを新しく作りました。 bosyuを作ろうと思ったきっかけ自分が欲しいと思ったのが一番のキッカケで、MVP開発の事例としても丁度良い規模なので作ることにしました。 ・MVP事例のポートフォリオワーク ・Twitter × OGPサービス増えた時期で自分でも作りたくなった ・規模的に丁度よく初期投資 / インフラコストも低い ・人材領域はマネタイズチャンスが多い ・最悪流行らなかったらクローズしやすい ・自分で使って数人採用できれば採算が合うような気がする ・実際にbosyu経由で複数のフリーランスの方と一緒に仕事してます 「譲渡した場合は折半」の約束でエンジニア

    bosyuというサービスを作って譲渡するまでの流れ|坪田 朋
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