ブックマーク / hack.nikkei.com (8)

  • AWSを活用したDMARCレポート分析基盤の構築と、日経における進め方の事例紹介 — HACK The Nikkei

    セキュリティチームでリーダーを務めている藤田です。普段はプロダクトセキュリティの施策を中心に担当しています。 この投稿は、現在進行中の案件に関するものですが、世間で DMARC への対応が話題になっているにも関わらず、業務分担が進んでいる組織や複数のサービスで会社共通のドメインを用いてメールを送信しているような場合になぜ対応が進まないのか、それに対し私たちがどのようにアプローチしているかを示すものです。まだ完璧とはいえる状況ではありませんが、ある程度目処が見えてきたため、ノウハウを共有します。 タイトルの通り技術的なトピックも取り扱いますが、社内での調整や進め方を中心に解説しています。 ステークホルダーが多く、調整に苦労している方や、DMARC 対応を始めたもののレポートの分析に着手できていない方が一歩を踏み出すための助力となれば幸いです。 結論 外部の分析サービスに頼ることなく、AWS

    AWSを活用したDMARCレポート分析基盤の構築と、日経における進め方の事例紹介 — HACK The Nikkei
  • Express と handlebars で動き続ける日経 — HACK The Nikkei

    Nikkei Advent Calendar 2023の 14 日目は IDE がやっていきます。いま Web チーム内の基盤改善を専門とするチームで活動しています。自分が入社するより前に作られてメンテナンスがあまりされていなかったシステムを、現代でも戦えるようにするお仕事をしています。メンテナンスを放置することはセキュリティ的によくないので、メンテナンスを専業で行っています。最近の自分の仕事は、今日紹介する rnikkei と呼ばれるマイクロサービス群の Node.js バージョンを、v12 から v18(一部は v20) まで引き上げることです。この rnikkei は当初「爆速の日経」と呼ばれていた頃に設計・実装されたサービスです。今日はそのような過去に作られたサービスにもう一度スポットライトを当ててみようと思います。 see: https://marketing.itmedia.c

    Express と handlebars で動き続ける日経 — HACK The Nikkei
  • 日経電子版での自作 SSR フレームワーク基盤について — HACK The Nikkei

    こんにちは、Web チームの井手です。今日は私たち Web チームが作っている SSR フレームワーク(以下 FW)にについて紹介します。 記事を書くモチベーション 私たちのメインプロダクトである日経電子版においては k2 という自作 SSR 基盤を 2020 年から運用しています。SSR FW といえば多くの方が Next.js を想起すると思いますが、私たちは自作しています。一方で最近は Next.js の進化が凄まじく、自作 SSR 勢としても意識せざるを得なくなっています。もしかしたら「あぁ Next.js で作っておけばよかった」と思う時が来るかもしれません。特に k2 を保守する際には Next.js では実現できない機能を実現するために様々な手法や工夫を編み出していましたが、Next.js の進化に伴ってその必要性はだんだん減ってきているのを実感しています。そのためいつか N

    日経電子版での自作 SSR フレームワーク基盤について — HACK The Nikkei
  • 日本経済新聞社のデジタル人材向け新卒研修の紹介(2023年度) — HACK The Nikkei

    経済新聞社でモバイルアプリ開発を担当している篠原です。 記事では、2023 年 4 月 17 〜 21 日に実施したデジタル人材向け新卒研修について紹介します。 研修概要 「デジタル人材向け新卒研修」(以下、デジタル研修とする)とは、エンジニア職の方を対象にデジタル分野の講義を中心とした研修です。弊社では研修を 2017 年度から行っており、今年で 7 回目の開催となりました。昨年行われたデジタル研修の模様も別記事に掲載されております。 年度は次のような日程で新卒研修のプログラムが実施されました。 4 月 3 〜 14 日:全職種対象の新卒研修 4 月 17 〜 21 日:デジタル研修 4 月 24 日〜:各チームへの配属 2020 年の新型コロナウイルス感染症の流行を契機に、このデジタル研修はオンライン参加を中心として実施されていました。新卒メンバーの参加形式として、昨年はオ

    日本経済新聞社のデジタル人材向け新卒研修の紹介(2023年度) — HACK The Nikkei
  • 喫茶店でも日経電子版を読みたい — HACK The Nikkei

    はじめまして、今年の 9 月に入社した井手です。 NIKKEI Advent Calendar 2021 17 日目を担当します。 今日は Web Bluetooth の仕様を Bluetooth の説明を交えながら解説し、Web Bluetooth を日経でどう使えそうかを考えてみます。 紙の新聞について 皆さんは紙の新聞を読みますか?私は読みます。日経済新聞社の福利厚生の1つには日経済新聞の購読費補助があり、私は日経 W プランを購読しています。 最近は紙の新聞に触れる度に、新聞が紙である意義を考えるようになりました。新聞には国民の知る権利を支える大切な役割がありますが、紙媒体にしか寄与できない側面があると思います。例えば紙媒体の新聞は朝刊・夕刊単体で購入でき、欲しい情報を安価に購入できます。また、スーパー銭湯や喫茶店といった場所に置いてある新聞を回し読むことで、購入せずとも情報に

    喫茶店でも日経電子版を読みたい — HACK The Nikkei
  • 日経電子版を支える広告技術 — HACK The Nikkei

    稿では、現在の日経電子版モバイル Web(以下、日経電子版)における広告掲示の技術について解説する。 広告とサイトパフォーマンスの関係 dev.to に代表されるような「高速」と言われる Web サイトは、CDN や ServiceWorker などを駆使して表示に関して適切なチューニングを行っており、日経電子版もほぼ同じ思想の元チューニングを行っているが、一点大きな違いを挙げるとするならば、広告表示の有無が挙げられる。 現在の日経電子版では 7 タイプの広告を表示しており、うち 4 タイプは外部 DSP からの配信を行っている。 その他にも様々なサイトトラッキングのサードパーティスクリプトを導入しているが、ご存知の通りこれらはメインとして打ち出したいコンテンツとはほぼ関連性はなく、パフォーマンス観点から見れば劣化させる要因でしかない。広告が無ければもっと速く表示できるのに…と思ったこと

    日経電子版を支える広告技術 — HACK The Nikkei
  • 日経の新媒体における、既存資産を活かすフロントエンド技術選定 — HACK The Nikkei

    こんにちは、Web チームの井手です。 この度 NIKKEI Professional Media(通称 Promedia)という新媒体をリリースしました。各トピックに特化したメディアで、現在は 日経モビリティ、日経GX、日経テックフォーサイトが展開されています。 これまで日経 Web チームでは特定の FW を利用せず、長年 JSX をテンプレートエンジンとした独自 FW を開発して、モノレポとして運用していました。これはチューニングの余地を自分で確保することや、自分たちのチームにあった規約を作りやすくするための選択です。しかし Promedia の開発は電子版体のリリースサイクルと外れるためにモノレポの中に入れたくないことや、長年の開発の負債を引き継ぎたくないこと、なにより NextJS エコシステムの発達によって僕たちの要求をカバーできつつあることから、試験的に NextJS を採

    日経の新媒体における、既存資産を活かすフロントエンド技術選定 — HACK The Nikkei
  • 非同期処理の道具箱 — HACK The Nikkei

    この記事はNikkei Advent Calendar 2022の 13 日目の記事です。 こんにちは、Web チームの井手です。最近 Web チームで働く魅力について語ったので是非とも読んで欲しいです。 今日は非同期ランタイムについて書きます。 私は非同期ランタイムやサーバー進化論が好きで、たまにブログを書いたり、前職でもアドベントカレンダーに書いたりしていました。 稿では効率的な非同期処理を実現するライブラリが中で何をしているのかを、低レイヤーの非同期処理そのものを解説しながら見ていきたいと思います。説明の都合上 Rust を使うので、Rust 特有の話もありますが、低レベルな API があればどの言語でも当てはまる話だと思います。この辺りは Rust, Scala(JVM), Erlang, Go などはお互いがお互いのアイデアを参考にしていて切磋琢磨しつつも似た仕組みをそれぞれが

    非同期処理の道具箱 — HACK The Nikkei
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