引き続き、確率の話が 1/3 もある入門本「わけがわかる機械学習」の宣伝エントリです。 わけがわかる機械学習 ── 現実の問題を解くために、しくみを理解する 作者:中谷 秀洋技術評論社Amazon 2012年に深層学習が大規模画像認識コンペ(ILSVRC)で圧勝して以来、「機械学習をやりたい」という人より「深層学習(ディープラーニング)をやりたい」という人のほうが年々増えているように実感しています。 しかし「わけがわかる機械学習」という本には、深層学習に関する記述をかき集めても精々3ページほどしかありません。 また、ここ数年に限っても機械学習や深層学習の入門本は数え切れないほど出版されています。そうした入門本の多くは、本に書いてある通りにプログラミングするだけで、性能がそれなりに高い予測器や分類器を実装して動かすことができる優れものです。 強力で便利な機械学習や深層学習のライブラリを使うた