サイバーショット Tシリーズも初代の「DSC-T1」が2003年の秋だったから、もう4年目に突入だ。その間、縦方向に開くレンズカバーと屈曲光学系レンズの薄型ズームコンパクトというコンセプトにブレはなく、とうとう「DSC-T100」(以下、T100)に達した。流行をうまく取り入れつつ、独自の路線を貫く名シリーズである。 T100は3インチと大きな液晶モニター&光学5倍ズームが特徴の薄型コンパクト。さらに昨年秋のトレンドとなった「顔認識機能」を新しく搭載した。 もうひとつ、ハイビジョンテレビにつないで高画質の大画面スライドショーというコンセプトも新たに取り入れたが、残念ながらハイビジョンテレビにつなぐD端子ケーブルやクレードルは別売りで、今回は試せなかった。これはとても残念な点である。
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