Microsoftの宣伝担当がこれほど頭が切れるはずがあるだろうか。 そんな疑問を持ったのは、前回の記事を書いている間にふとひらめいてからだ。「Windows 7」という奇妙なブランドの命名に込められた宣伝上の意味が、突然分かったのだ。 Microsoftの販促キャンペーン「Windows. Life Without Walls」は、特定のOSを離れてマスターブランド(スーパーブランドと言ってもいい)であるWindowsに立ち返るというのが主眼だった。過去にMicrosoft経営陣からブランドについて話を聞いた中では、Windowsが絶大な認知度を持つブランドとして強調されていた。「Windows」が付いたLiveサービスがこれほど多くあり、Windows Liveに名称が変更されたMSN製品・サービスがこれほど多いのは、多分それが唯一の理由なのだろう。 しかしMicrosoftはブログ、