「チェルノブイリの住人は被曝していると言われても、他に知っている土地はないし、その場で暮らし続けて、この芋は汚染されてるんだよって、笑いながらそれを食べるという生活をしていた。あれが我々の未来図」 これは、ずいぶん前に、宮崎駿が言っていたこと。 現在の日本と近いんじゃないでしょうか。 原発事故による、避難区域の総面積は、約3000平方kmだそうです。神奈川よりも広い空間が、この先20年から30年住めなくなることは確実で、日本の国土の1%近くが失われたことになります。 宮崎駿といえば、風の谷のナウシカで環境汚染について問題提起してきましたが、もうひとつ、汚染された地球を舞台にした作品が、チャゲ&飛鳥のPVとして作られた「On Your Mark」です。 この作品について、15年ほど前にアニメージュに掲載されたインタビュー記事があるのですが、いま読むと、まるで現在の状況が来ることを想定して言っ
FIFA(国際サッカー連盟)が配布した資料を読むと、トロフィーの重さは1.8キロと書かれている。優勝チームのベテラン選手、山郷のぞみによれば、手に持つと、これが「結構ズッシリ重い」のだそうである。 2011年7月17日、サッカーの日本女子代表“なでしこジャパン”が、ドイツ・フランクフルトで女子ワールドカップ(W杯)決勝戦を戦い、PK戦の末に米国を破って初の世界一の座に就いた。 延長戦も終了まで残り4分。なでしこジャパンはCKのチャンスを得た。スコアは2−1で米国がリードしていた。キッカーの宮間あやはいったんボールをセットしたが、ゴール前では米国のGKホープ・ソロが痛めた足の治療を受けていた。 時間が、止まっていた。 宮間は仲間の元に駆け寄って、何かを短く伝えた。ささやいた相手は、澤穂希と阪口夢穂。再びコーナースポットに戻った宮間が、軽く手を上げて助走に入る。ボールが放たれるより先に
決勝のプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた海堀(左)、大会MVPの澤(中央)、佐々木監督。チーム一丸となって偉業を成し遂げた【Getty Images】 ゲーム内容を細かく言うと、反省する部分が多いです。堅くなって、自分たちのサッカーができませんでした。米国はボールポゼッショしながら迫力ある攻撃を繰り広げてきて、いつも通り素晴らしいチームでした。対する日本は集中力を持ってゴールを守り、しぶとく耐えました。ファイナルという舞台を経験するのは、みんな初めてのことです。耐えて、耐えて、ワールドカップ(W杯)を手にすることができました。 なでしこジャパンは日本中の皆さんからパワーをもらい、そのおかげで耐えることができました。忍耐力で勝ち取った優勝だと思います。日本の皆さん、ありがとうございました。選手にもありがとうと言いたいです。 ――準決勝からの3日間、選手たちの気持ちは? ボールを動か
なでしこジャパンがW杯初優勝、PK戦の末に米国を下す。澤(中央)はMVP、得点王を受賞した【Getty Images】 「優勝するシーンしか想像できなかった」 最高の舞台で、最高の仲間と一緒にメダルを取れたのはうれしかったし、楽しかった。今日の決勝戦は優勝するシーンしか想像できなかった。日本が青のユニホーム、青のパンツ、青のソックスで戦って、表彰台の上でトロフィーを掲げるシーンまで鮮明に想像できていたし、ユニホームの色も含め、本当にそうなりましたね。また、今日は川澄にネイルを新しく塗り直してもらったんです。これをやる日は必ず点が取れるんです。 今大会で優勝できたのは、中堅世代の選手たちのおかげだと思います。北京五輪の時もいいチームでしたが、あのころに若手と呼ばれていた選手たちが成長して、すごく頼もしくなりました。宮間や大野、近賀、矢野などの中堅世代が、さらに若い世代を引っ張ってくれて、
ワールドカップトロフィーを高々と掲げ、喜びを爆発させる澤穂希らなでしこジャパンの選手たち。澤を中心としながらも、毎試合ごとに新しいヒロインが現れた、文字通りチーム一丸となって掴んだ栄光だった 「もしも優勝したら泣きますか?」 準決勝翌日つまり決勝の3日前、そう尋ねられた指揮官佐々木則夫の回答が面白く、かつ印象的だった。 「いやー泣かないでしょう。もしもU-20の若いチームが優勝したんだったら分からないけれど、僕はなでしこたちの強さを知っているから、まあ泣かないと思う」 「女性のことを強いなんて言ってはいけないか……」などと笑いながら付け加え、茶化してみせはしたが、彼女らとともに佐々木が積み重ねてきた日々の重みと信頼関係が窺えた気がした。 なでしこが世界の頂点に立った。それも、アメリカを相手に、2度のリードを許しながら、延長まで持ち込みPK戦で下すという、離れ業の末にだ。 アメリカは、世界ラ
Japan are FIFA Women’s World Cup™ champions for the first time after a penalty shootout victory over USA, following a drama-charged 2-2 draw in Frankfurt. Defender Saki Kumagai had the honour of hitting home the decisive spot-kick as Japan triumphed 3-1 in the shootout. USA were twice pegged back but it took Homare Sawa to equalise three minutes from the end of extra time to force penalties. USA c
日本女子代表“なでしこジャパン”が17日(日本時間18日未明)、史上初めてワールドカップ(W杯)の決勝に臨む。相手は過去に幾度となく苦汁をなめさせられたFIFA(国際サッカー連盟)ランキング1位の米国だ。米国とは5月に親善試合で2度対戦しているが、いずれも0−2と完敗。過去の通算成績も0勝3分け22敗と、日本は一度も米国に勝ったことがない。 鍵を握るのはやはりエースの澤穂希か。今大会の澤はメキシコ戦でのハットトリック、ドイツ戦での決勝アシスト、スウェーデン戦の逆転ゴールと要所で決定的な働きを見せており、得点ランキングでも4ゴールで首位タイにつけている。最後のW杯となることが予想されるだけに本人も今回に懸ける思いは強いだろう。 準々決勝の丸山桂里奈、準決勝の川澄奈穂美ら日替わりでヒロインも誕生しており、勢いやチームの一体感では負けていない。初の世界制覇へ、期待は大きく膨らんでいる。
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2011年07月17日 なでしこジャパンには驚く事ばかり。北京五輪の頃から大きく成長した個の能力。決勝でのヒロインは永里優季になって欲しい。 ニュージーランド戦、「2-1」。メキシコ戦、「4-0」。イングランド戦、「0-2」。ドイツ戦、「1-0」。スウェーデン戦、「3-1」。世界を驚かすサッカーで決勝まで勝ち進んできた、なでしこジャパン。個人的には、北京五輪の頃から大きく成長した個の能力に驚いています。 3年前の北京五輪の時に書いた、なでしこジャパン総括、「この経験を未来へと紡ぐ為に」、というエントリーより。 「第一戦のニュージーランド戦は、明らかに力が発揮できなかったと思います。その原因が何であったのか私には解かりませんが、過度のプレッシャー、緊張感、これは見ていて痛々しい程でした。しかし、それでも終盤には盛り返して引き分けで終えられたこと、結果的には良いことでありました。第二戦のアメリ
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