同人サークル「松風工房」は、アニメクリエイターで構成されたメンバーによって2010年より活動しているサークルです。主宰の中村亮介氏は、「ねらわれた学園」や「あいうら」「灰と幻想のグリムガル」で監督を務めたアニメ監督。その中村氏がコミケに積極的に参加するのは「プロ・アマは関係なく自由な発想で作りたい作品が作れる」ことに理由がありました。今回は、アニメ業界のクリエーターならではの視点から、同人活動の魅力を聞いて来ました! アニメ制作を通して出会った仲間と同人サークルを作った まずは、サークルのメンバー構成やサークルの活動内容を教えてください。 中村「松風工房」のメンバーは現在6人です。僕がいちおう代表なんですが、他は、アニメーターでありイラストレーターの細居美恵子さん、編集の桂むつみさん、デザイナーの渡部岳さん、ライターの武井風太さん、そして企画協力の戸田力良さんですね。個人的に売り子をお手伝
![アニメ監督と同人サークル「松風工房」、2つの業界で活躍する中村亮介氏が考えるコミケの醍醐味](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/71e2a1758e139ff969e7c4bd0e9526f23c070cb7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fhashic.co%2Fstage%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F12%2F60670f2f93c315ac047173f0cf1f183b-1.png)