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2010年1月1日のブックマーク (5件)

  • [電脳的漫画私観]WIMと複雑系

    新井英樹「ザ・ワールド・イズ・マイン」と複雑系 (2001年5月、初稿) (2001年7月、改稿) 新井英樹というと既作「宮から君へ」も各メディア上で大変な物議を醸し、「愛しのアイリーン」でも悪夢を見せてくれた。それゆえ、新井英樹の評価とはシニカルで「嫌なハナシ」の名手という位置付けで語られる場合が多かった。 この作品はしかし、前述2作と比較して圧倒的に視野・スケールを高い位置に設定し、且つ問題意識も全地球規模に 拡大され、否が応にも世界を語られてしまうとんでもないものだ。 新井英樹は東北の田舎町を舞台に、実に土着の閉塞感と諦念、圧迫された欲望と爆発、そして「どうやっても勝てない もの」に対する激しい劣情を描くことをオハコとしている作者である。彼の短編群や、既作「愛しのアイリーン」などに垣間見える「女性崇拝」 、「宮から君へ」に描かれる暴力ラガーマンに象徴される絶対的な敵、そういった幾

  • 「醜悪な社会だからこそ美しいものを」漫画家・新井英樹が見る現代

    『ザ・ワールド・イズ・マイン』や『愛しのアイリ ーン』など、数多くの話題作、問題作を発表 し続けている新井英樹。絶版になっていた彼 の初連載作品『宮から君へ』が太田出版 より復刊されることになった。撮影/尾藤能暢 1991年から94年まで「モーニング」(講談社)で連載された、『宮から君へ』(以下、『宮』)。不器用で熱い生きざまを前面に押し出し、「大人の世界」で生きていくことがヘタなサラリーマン・宮浩を描いた作品だが、彼のウザいキャラクターや波乱のストーリー展開などで、轟然たる反響を巻き起こしたことでも知られている。たとえば、「マルコ・ポーロ」(文藝春秋)などの当時の雑誌で、「『宮』はなぜ嫌われるのか?」といった特集まで組まれているほどである。バブル期の日で最も嫌われたマンガ(帯コピーより)の作者は今、何を考えているのだろうか。 ――まず、『宮』の復刊に際してのお気持ちは? 【

    「醜悪な社会だからこそ美しいものを」漫画家・新井英樹が見る現代
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  • http://www2u.biglobe.ne.jp/~perflist/1mannji.htm

    鮮烈なバイオレンス描写と息をもつかせぬ展開でマンガ界に新境地を開く衝撃作 『ザ・ワールド・イズ・マイン』。かつては『宮から君へ』の作者であった新井英樹 は何も考えこのような世界を描くのか?っていうかどんな人なんだ新井英樹!? 謎が謎を呼ぶ作者にナマの声が聞きたい、と都内某仕事場へと足を運んだのでした。 名作『宮から君へ』が生まれるまで ■新井さんは漫画家をやり始めて、もう引き下がれないと思ってるんですか。 新井 戻る戻らないの意味?もう、サラリーマンは無理だと思ってるから。 ■新井 漫画家になる前は何をやってたんですか? 新井 『宮から君へ』っていう漫画を「モーニング」でやってたんですけど、その主人公が勤めてた会社が、そのまんま 自分が一年間だけ行ってた文具の営業の会社なんです。 ■出身はどちらなんですか。 新井 出身は神奈川です。東横線の大倉山ってところ。漫画家になろうって

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