今月あたまに闇金ウシジマくん読んでなんとなく考えていた話。 (ログとしてはこの辺) 一般的に「悪役がイイと話が締まる」「面白い作品には名悪役が居る」的な指摘があります。 それ自体は(主観的にあるいは直感的に)同意しますが、「じゃあそれは何故?」という話です。 まずお約束。 ・上記の2点はここでの話の前提です。ので、「この作品は悪役居ないけど面白いよ」的な指摘は今回の埒外です。 (重要な論点としては存在しますが話が拡散しすぎるのでまた別の機会に)(セカイ系とかそういう話になっていきます) ・ウシジマくんは以降関係ありません ■結論 「悪役がイイ」とは「物語上の『逆接』がイイ」の一つの実装であり、が故に「悪役がイイと話が締まる」「面白い作品には名悪役が居る」が成立する 「物語上の『逆接』がイイ」というのはマイ造語・マイ概念なので説明します。 一般的に、主人公あるいは主要キャラ(以下