今、女性向けアプリゲームの人気シナリオライターといえば真っ先に名前が挙がる人物、それが都志見文太だ。 読むだけで情景がありありと浮かぶような風景描写や、巧みに張り巡らされた伏線、類まれな比喩表現など、その筆力から生まれる物語は多くのファンを魅了してやまない。 なかでも都志見のシナリオで特徴的なのは、その重厚なストーリーだろう。ファンから「闇が深い」と形容されるシナリオは、社会風刺を織り交ぜたシリアスな展開からクスッと笑えるギャグシーンまで、ジェットコースターのような緩急がついた作風が特色だ。 そんな都志見節が遺憾なく発揮された女性向けアプリゲームが、2020年11月でリリースから1周年を迎える『魔法使いの約束(以下、『まほやく』)だ。 「21人の魔法使いと心を繋ぐ育成ゲーム」と銘打たれたこのアプリは、ファンタジーならではの心躍る展開から闇が深いエピソードまで多彩な物語を描きつつ、どこか現代
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