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将棋に関するtenariのブックマーク (9)

  • “藤井聡太14歳と戦った男”が異色の将棋ベストセラー著者に 「敗戦に関する痛覚は完全にバグってます」AI研究に没頭する今とは(白鳥士郎)

    『現代将棋を読み解く7つの理論』というをご存知だろうか? AIの影響を受けて激変した現代の将棋を見事に解き明かしたであり、一介のアマチュアが書いたにもかかわらず異例のベストセラーになっている。 将棋界からの評価も極めて高く、将棋ペンクラブ大賞の技術部門で大賞を受賞した。 著者の名は『あらきっぺ』。 名は荒木隆。 5歳で将棋をおぼえ、関西の名門・森信雄門下として奨励会に入る。そして三段まで上り詰めたものの、年齢制限で退会。最後の三段リーグで対局した相手の中には藤井聡太竜王もいる。 奨励会を退会してからはアマチュアとして再び将棋を指し始め、全国大会の常連となり、招待選手として出場した朝日杯でプロ2名を破るなど、現在も高い棋力を有する人物だ。ここまでならば、悲劇的ではあるものの、将棋界ではありきたりなストーリーともいえる。 荒木が異色なのは、その将棋との向き合い方だ。 『7つの理論』の大ヒ

    “藤井聡太14歳と戦った男”が異色の将棋ベストセラー著者に 「敗戦に関する痛覚は完全にバグってます」AI研究に没頭する今とは(白鳥士郎)
    tenari
    tenari 2022/05/25
    面白かった
  • 王将戦第1局

    渡辺明王将(名人、棋王)に藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖)が挑む第71期ALSOK杯王将戦七番勝負は、2022年1月9日、静岡県掛川市の掛川城で開幕した。王将含む三冠を保持する渡辺と、竜王含む四冠を保持する藤井。三冠と四冠によるタイトル戦は史上初で、文字通りの頂上決戦である。両者によるタイトル戦はこれが3回目だが、2日制のタイトル戦を戦うのはこれが初めて。より深い次元で互いの読みをぶつけ合う、最高峰の舞台がここに整った。過去2回のタイトル戦では、藤井の前に敗れ去った渡辺。初となる2日制の対局で、藤井相手にどのような将棋を見せるのか。戦前に今回のタイトル戦を「(自らにとっての)正念場」と語った渡辺、過去6戦全勝と抜群の相性を誇る掛川城で、最強の挑戦者を迎えた。 昼休前、突然の嵐 戦型は相掛かり。振り駒で後手番となった渡辺は、比較的穏やかな形を選択し、自然な駒組みを続けた。先手番の藤井がどのよ

    王将戦第1局
  • 最強CPU将棋ソフト『水匠』VS最強GPU将棋ソフト『dlshogi』長時間マッチ観戦記 第三譜『GCT』加納邦彦の自信

    取材・文/白鳥士郎 「なんて……なんて、趣味人なんだ……」 加納邦彦が山岡から初めてその話を聞いたとき、あまりの壮大さに圧倒されたことをよく憶えているという。 なぜなら山岡は、Googleという超巨大企業が行った壮大な実験を、論文だけを頼りに、たった一人で再現しようというのだから……。 「山岡さんは同じ会社の1年先輩だったんです。私は老けて見えるので意外かもしれませんが(笑)」 新卒で入社した会社の同僚。 それが、加納と山岡の出会いだった。およそ20年前のことだ。 現在はお互いに別の企業で働いている。 山岡は今、将棋ソフト開発者が多数在籍し、『将棋ウォーズ』を運営するHEROZに在籍している。まさに将棋が身近にある職場だ。 一方、加納が今の会社で担当しているのは『チャットボット』と呼ばれる技術だ。 「自動会話プログラムですね。サイトを訪問したお客さんに、機械が話しかけるといった技術です」

    最強CPU将棋ソフト『水匠』VS最強GPU将棋ソフト『dlshogi』長時間マッチ観戦記 第三譜『GCT』加納邦彦の自信
    tenari
    tenari 2021/10/21
    なんかNNUE対DL(またはその学習結果)の相性の部分が大きいようにも読めるな
  • 最強CPU将棋ソフト『水匠』VS最強GPU将棋ソフト『dlshogi』長時間マッチ観戦記 第二譜『dlshogi』山岡忠夫の信念

    取材・文/白鳥士郎 「バグが原因で勝ったと思われるのは、嫌だな」 第1局に勝利した瞬間、山岡忠夫の心に真っ先に浮かんだのは、そんな思いだった。 『やねうら王』に存在したバグ。 山岡はその存在に全く気付いてはいなかった。そもそも山岡は将棋ソフトを開発する際に、盤面や読み筋はおろか、評価値すら見ることがない。だからバグを知らないのも当然といえた。 では、山岡は何を見て開発しているのか? 「基的に、見るのは勝率と正解率です」 正解率とは、長時間の対局で『dlshogi』が指した手と同じ手を、ニューラルネットで予測して時間を使わず指すことができるかどうか、その割合を示す。 この精度が高ければ高いほど、dlshogiが強くなっているということを意味する。 だから山岡はdlshogiがどんな将棋を指すのかをほぼ知らない。将棋を指さず、将棋番組も見ないため、そもそも将棋の対局を見る機会もあまりない。

    最強CPU将棋ソフト『水匠』VS最強GPU将棋ソフト『dlshogi』長時間マッチ観戦記 第二譜『dlshogi』山岡忠夫の信念
    tenari
    tenari 2021/10/20
    おもしろい
  • 最強CPU将棋ソフト『水匠』VS最強GPU将棋ソフト『dlshogi』長時間マッチ観戦記 第一譜『水匠』杉村達也の挑戦

    取材・文/白鳥士郎 「……まさか?」 『水匠』開発者・杉村達也は、自身の開発した将棋ソフトの読み筋にその文字を見つけた瞬間、血の気が引いていくのを感じた。 『それ』が存在することを、杉村は事前に知ってはいた。 同時に、極めて再現性が低いということも知っていた。ある棋士はその出現率を「2年で3~4回」と語っていたのだから……。 『それ』について、『やねうら王』の開発者である磯崎元洋(やねうらおのペンネームで知られる)もやはり「再現性がない」という理由で、大して取り合ってくれなかった。 つまり、いつ出るかわからないし、出る確率も極めて低いということである。 しかしそれが今、水匠の読み筋の中にはっきりと出現していた。 「え!? こ、ここで出るのか……」 しかも『それ』が出たのは、水匠だけではなかった。 検討のために別のパソコンを使って走らせていた、別のソフトでも……その『バグ』が出現していたのだ

    最強CPU将棋ソフト『水匠』VS最強GPU将棋ソフト『dlshogi』長時間マッチ観戦記 第一譜『水匠』杉村達也の挑戦
  • いま将棋界で起こっていること(前編)|CHACO/白水雄治

    ここ最近、将棋界が大きく変動していますが、多くの人がそのことに気がついていません。もちろん将棋界のことなんて知らなくても生きてはいけますが、それだと人生の薬味が少し足りないのではないかと老婆心ながらに思うので、少しだけ解説させてください。将棋界は現在、5名のトップ棋士が中心となってうねりを起こしていますので、それらの棋士を中心に書き進めます。棋士の個性が分かると将棋のルールがさほど分からなくても、将棋観戦が楽しくなってくると思います。※肩書きなどは2020年8月17日現在 渡辺明三冠(名人・棋王・王将)について 渡辺さんのことを知るためには、このマンガを読むのが一番手っ取り早いです。棋士の生活も垣間見られてとても楽しいです。作者は渡辺さんの奥さんです。性格はとにかくハッキリ・サバサバしているので、解説などはとっても人気があります。自虐的なコメント織り交ぜて、聴衆の笑いを誘うのが得意な棋士で

    いま将棋界で起こっていること(前編)|CHACO/白水雄治
  • 渡辺明の孤独な闘い

    藤井聡太新棋聖が誕生し、世間は大きく湧いている。 けれど、ここでは、番勝負で敗れた渡辺明二冠の話をさせてください。 羽生と藤井の間 渡辺明は、昨年このような発言をしたことがある。 「今の棋士は自分も含めて、歴史的には羽生と藤井の間、という位置づけになるんじゃないですかね」 (2019年2月27日付「日経済新聞」夕刊) いつものようにニヒルな笑いを浮かべて、彼はあっけらかんとこのようなことを言った。 しかし、この発言は私にとっては結構な衝撃であった。渡辺明は、羽生の次は藤井の時代だ、自分は時代を作る棋士ではない、そう言ったのである。 この言葉の意味は、とてつもなく重い。 渡辺明は、紛れもない「天才」である。 中学生で棋士になり、20歳で将棋界の最高タイトル、竜王を獲得する。 玉を堅く囲い、針の穴に糸を通すような細い攻めを見事に通す。理路整然としたその将棋は、美しく、絶品である。 2008年

    渡辺明の孤独な闘い
  • 「どうしても言いたいことがある」 三浦九段が初めて語った騒動の内幕

    疑惑の発端になったのは、昨年7月26日に将棋会館で開催された竜王戦決勝トーナメントの久保(利明)九段との対局でした。対局中の私の行動から不正を疑い、(日将棋連盟に提案したことがきっかけです。「自分は気持ち良く指したいからルール作りをしてほしい」という趣旨で、対局中の電子機器の使用を規制すべきと訴えていたそうです。その提案後、連盟の理事が対局中の私の行動を監視していたそうですが、報告書にもあった通り、私にはソフト指しを疑わせる不審な行動はなかったのを理事自身が確認しています。 このとき対局したのは、丸山(忠久)九段でしたが、丸山さんは私の行動を「不審に思うことはなかった」とはっきり言ってくださったんです。疑惑の対象となった四局のうち、二局が丸山さんじゃないですか。しかも、その前にも一局指しているんで計三局なんです。つまり、疑惑が浮上してから一番多く指したのは丸山さんだった、ということにな

    「どうしても言いたいことがある」 三浦九段が初めて語った騒動の内幕
  • 第1期電王戦 二番勝負 第2局 山崎隆之八段 対 PONANZA(大崎善生)

    自分が学生だった頃の話だから、今からもう30年以上も前のことだろうか。 私が通っていた新宿の将棋道場で、流行っていた言葉があった。 「ヒエー山」というものである。とにかく相手に意表の手を指されてその驚きを表す言葉として、誰が言いだしたのかは知らないが、とにかくあちらこちらから聞こえてきた。 たとえば決め手と思っていた飛車取りを無視されていきなり攻め合いにこられる。 「ヒエー山」である。 相手にとって大切だと思っていた馬を切られ穴熊の金と交換の勝負手をらう。 これもまた「ヒエー山」となる。 とにかく私が通っていた1980年頃の将棋道場は「ヒエー山」に囲まれていた。 しかもこのヒエー山の優秀なところはさらなる活用があるところだ。 ただ単に大駒を切られて驚いたのなら「ヒエー山」で済むが、少し読んでそれがどうやら決め手らしいということに気づくと「ヒエー山、、、延暦寺、、」とつぶやくことになる。驚

    第1期電王戦 二番勝負 第2局 山崎隆之八段 対 PONANZA(大崎善生)
    tenari
    tenari 2016/05/26
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