図:グルコースはアルデヒド基(-CHO)を持ち、フルクトースはケトン基(>C=O)を持つ。アルデヒド基を持つ単糖をアルドースといい、ケトン基を持つ単糖をケトースと言う。グルコース(ブドウ糖)はアルドース、フルクトース(果糖)はケトースになる。分子内に遊離性のアルデヒド基やケトン基を持っていると還元性を示すので、このような糖類を還元糖と言う。還元糖はタンパク質やアミノ酸と反応してタンパク質の糖化を引き起こし、糖化したタンパク質は分解して糖化最終生成物(AGEs)となる。糖化したタンパク質やAGEsはタンパク質の機能低下や炎症反応や酸化ストレスを高める作用があり、老化を促進し、動脈硬化やアルツハイマー病や糖尿病合併症など様々な疾患の進行を促進する。 372)糖質を止めれば健康になる理由(その①):グルコースはタンパク質を糖化する 【糖質摂取の増加が病気を増やしている】 人類の長い歴史の中で、死
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