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2017年2月11日のブックマーク (4件)

  • 十分に食餌を摂取している時の代謝

    十分に餌を摂取している時の代謝 事(餌)には、多量の(炭水化物)が含まれていますが、事で摂取した糖質(炭水化物)を、体内に、グリコーゲンとして貯蔵出来る量は、少ないです(体内の糖質貯蔵量は、70kgの成人で、約370g)。 エネルギー需要がある時には、糖質(ブドウ糖)は、細胞質で解糖され、ピルビン酸になった後、ミトコンドリア内で、アセチル-CoAに変換され、TCA回路と呼吸鎖を経て代謝され、ATPが生成されます。しかし、エネルギー需要が少なく、かつ、糖質を十分に(過剰に)摂取している際には、肝臓や、脂肪組織で、脂肪酸合成が促進され、余剰なカロリーは、脂質(中性脂肪)として、貯蔵されます。なお、運動時など、エネルギー需要が高い時には、脂肪酸がβ-酸化され、アセチル-CoAが生成され、TCA回路と呼吸鎖を経て代謝され、ATPが生成されます。 また、各組織の細胞でも、細胞膜の脂質を維持す

  • ケトン体・ケトン食とは

    ケトン体・ケトンとは : ケトン体とケトンの基礎知識を解説しています。 【脂肪が燃焼するとケトン体ができる】 ブドウ糖が枯渇した状態で脂肪酸が燃焼するとき、肝臓ではケトン体(アセト酢酸とβ-ヒドロキシ酪酸)という物質ができます。このケトン体は脳にエネルギー源を供給するために肝臓で作られる物質です。 通常、脳はブドウ糖しかエネルギー源として利用できません。脂肪酸は血液脳関門を通過できないので、脳は脂肪酸をエネルギー源として利用できません。体はブドウ糖が枯渇したときに脳のためにエネルギー源を作らなければなりません。そこで、肝臓では脂肪酸を分解する過程でケトン体を生成するように進化したのです。 ケトン体は水溶性で細胞膜や血液脳関門を容易に通過し、骨格筋や心臓や腎臓や脳など多くの臓器に運ばれ、これらの細胞のミトコンドリアで代謝されてブドウ糖に代わるエネルギー源として利用されます。特に脳にとって

  • 「アセチルCoA」 - 不健康栄養学 (Sonoda Foresight)

  • アセチルCoA(活性酢酸)って何?