「① 客観的事実」と「② 数値の変化」を正確に述べ、認識を合わせるのはとても重要なことです。 しかし、いずれも解釈の余地はなく、レポートをきちんと見ればみんなが分かります。読み手の介在価値が本当に出るのは「③ 要因・分析・対処」の部分ではないでしょうか。 いい考察ができると、具体的なアクションに繋げられ、広告の成果改善が期待できます。さらに、今後のマーケティングの方針を立てるうえで様々な示唆をもたらすことができます。 私もこれまで、いろんな人や会社のレポートを見てきました。ときには「よくない考察」に遭遇することもあります。たとえば「悪化の要因は、CVRが下がっていることです。入札を最適化し改善します。」のような。これだと具体的なアクションに繋がらないため、あまり意味がありません。 今回は、「よくない考察」について深堀りし、6つの失敗パターンにまとめてみました。
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