連載第2回で取り上げた「ATOK Sync」は、ユーザー辞書の同期のほか、お気に入り文書のアップロード/ダウンロードも行うことができると紹介した。お気に入り文書という名前から「よく閲覧、編集するドキュメントファイルへのショートカット」と誤解するかもしれないが、これは文字入力の省力化を図るものだ。 仕事で文書を作成する場合は、同じ言い回しや定型的な文章を書くことが多い。特に取引先へのメールなどでは書き出しと締めの部分はほとんど同じパターンだろう。それを毎回入力していると手間がかかるだけでなく、打ち間違いなどのミスが起きる危険性もある。そこで、よく利用する文章をあらかじめテンプレートとして用意しておき、簡単に入力できるようにする機能が「お気に入り文書」だ。 お気に入り文書のメニューを表示するには、ATOKメニューから選択するか、日本語入力オンの状態でSHIFT+CTRL+F11キー(デフォルト
![「お気に入り文書」で省力化。「お気に入り文書」で省力化。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/60a7474742ec7328b01bce62bfaf8392828cd210/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fpcuser%2Farticles%2F1009%2F01%2Fl_og_ato3_001.jpg)