パリ連続襲撃事件を受け、ライトアップを中止したエッフェル塔付近で警戒に当たる警官ら(2015年11月14日撮影)。(c)AFP/ALAIN JOCARD 【11月15日 AFP】13日夜にパリ(Paris)で起きた連続襲撃事件で、警察は14日、コンサートホール「バタクラン(Bataclan)」で銃を乱射した実行犯1人の父親と兄を拘束し、それぞれの自宅を家宅捜索した。捜査状況に詳しい関係者がAFPに語った。 この実行犯はバタクランで遺体となって発見され、29歳の仏国籍の男と判明した。父親の自宅はパリから東に約130キロ離れたロミイシュルセーヌ(Romilly-sur-Seine)という小さな町に、34歳の兄の自宅はパリの南に位置するエソンヌ(Essonne)県にある。 これに先立つ同日、パリ検察のフランソワ・モラン(Francois Molins)検事が語っていたところによると、この実行犯は