あの振込証を見て思ったこと 森友学園問題がまだ燻っている。 いろいろな報道がなされているが、問題の本質は、国有地の低価売却や学校認可に政治が関与していたのかどうか、である。 現状、学校認可より国有地の低価売却が先行しているので、国有地の売却に関して政治関与があったかどうか、が注目のポイントである。 政治関与については、これまで鴻池祥肇(こうのいけ・よしただ 元防災担当相)氏が関わりがあったことが明らかになっている。しかし鴻池氏の「関与」とは、単に話をつなぐだけであり、これは国有地の低価売却につながるものとはいえないだろう。 もし、国有地の低価売却に直結するような政治関与がないとすれば、低価売却した財務局(財務省)の事務ミスである。これが、筆者がこれまで本コラムで書いてきた森友学園問題の構造である(この事務ミスの内容は後で書こう)。 ところが、先週16日(木)、参院予算委員会の現地調査で、籠