フアン・カルロス・ラミレス・アバディア(Juan Carlos Ramirez Abadia)容疑者(2007年8月7日提供、資料写真)。(c)AFP/POLICIA 【3月11日 AFP】悪名高い麻薬王が、子分たちへの極秘メッセージを託したのは「ハローキティ(Hello Kitty)」のかわいい画像ファイルだった。ブラジルのフォリャ・ジ・サンパウロ(Folha de Sao Paulo)紙が10日、報じた。 ブラジル警察が同紙に伝えたところによると、2007年8月にブラジルで逮捕されたコロンビア人の麻薬組織首領、フアン・カルロス・ラミレス・アバディア(Juan Carlos Ramirez Abadia)容疑者は、デジタル暗号化された文書や音声メッセージをハローキティの画像に組み込み、組織の仲間へのメールに添付していた。 アバディア容疑者のパソコンからは暗号化されたメッセージが数百件発見