ついに有名辞典も認めた!? 「ゲーム」も「ゲームが変えた日本語」 前回「リセット」を取り上げたので、今回の「ゲームが変えた日本語」はまず、“原点”に戻ってみたい。 この連載の題名に限らず、電ファミニコゲーマーのほかの記事でも、またそれ以外のニュースサイトや雑誌などでも、「ゲーム」という言葉が特に注記なく、ビデオゲームやコンピューターゲームを指すものとして扱われることが少なくない。それだけ、ビデオゲームが日本の社会において当たり前の存在になっているということだろう。 筆者自身は、少なくとも本文中では、無用な誤解を招かないよう「ビデオゲーム」などと書く機会を増やすようにしているつもりだが、「ゲーム」で十分意味は通じるから余計なお世話だという読者もおられるかもしれない。 では、当連載でおなじみの中型国語辞典『広辞苑』『大辞林』『大辞泉』ではどうなのか。改めて「ゲーム」を引いてみたところ、昨年発行