大手損害保険各社は、火災や自然災害の被害を補償する火災保険について、来年10月から10年契約を廃止し、最長5年ごとの更新にする方針を決めました。大規模な災害が相次ぎ保険金の支払いが急増する中、更新までの期間を短くすることで保険料を値上げしやすくするねらいがあり、家計にとっては負担の増加につながりそうです。 火災のほか台風などの自然災害による家屋への被害を補償する火災保険の契約は現在、最長で10年となっていて、保険料は10年間でどの程度、災害が起きるかを見込んで決められます。 しかしここ数年、大規模な災害が相次いで保険金の支払いが急増し収支が悪化していることから、大手各社は火災保険の契約期間を見直す方針を決めました。 具体的には、来年10月から10年契約を廃止し最長で5年契約に短縮するとしていて、長期の契約を希望する契約者は5年ごとに契約の更新が必要になります。 損害保険会社としては更新まで
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